李子柒 / 里芋、タロイモ、唐辛子

今回の李子柒は里芋とタロイモ、そして唐辛子。里芋はスーパーには出回るが北海道では栽培していない。タロイモは南方のイモで、米、小麦、トウモロコシ、バナナと並んで人類の主食だった食品だが、我々にはなじみがない。見かけは京いもに似ている。ちなみにタロイモも里芋も類縁で、英語では同じ名前だ。

イモ類は根を付けたまま土間に広げた。このまま放置しても多分傷まずに、来年も種芋に使えるのだろう。動画の舞台である四川省は暑いところのように思っていたが、成都では冬も氷点下にはならないが、山間部では日中も零下の場所もある。雪が積もった動画もあるので、ほどほどに寒い場所のようだ。北海道並みならイモが凍ってしまうので、新潟くらいだろうか。
さて、タロイモは、カボチャ、紫芋などと一緒に蒸して潰し、団子にした。味付けは黒砂糖なので、ぜんざいのようなものだと思う。そして里芋は、この動画では断末魔の悲鳴でおなじみの、鶏と一緒に唐辛子醤で煮込んだ。

唐辛子はニンニクなどと一緒に塩漬けにして、自家製の醤(ジャン)にした。唐辛子ペーストは世界中のいろいろな国で、家庭でも作られていて、お好みの素材と一緒に塩、酢、オイルなどにつけて保存すれば簡単にでき、既製品より味も良い。我が家では豆鼓や海老の殻、ゴマなどと一緒に酢漬けにして常備している。餃子などにつけると旨い。

Googleがコロナ感染者、死亡者数を予測 / 北海道が最悪の予想

Googleが、日本における11/15~12/12の28日間のCOVID感染者数、死亡者数の予測データを公開した。
COVID-19 感染予測(日本版)
https://datastudio.google.com/reporting/8224d512-a76e-4d38-91c1-935ba119eb8f/page/4KwoB?s=nXbF2P6La2M

それによれば、国内で最も感染の拡大が予想される地域は北海道で、感染者数16877人、死者数116人。同時期の東京の予測感染者数10164人、死者数43人を大きく上回る。北海道では、11月16日に190人の感染者が出ているが、この予測によれば今後28日間は平均1日あたり602人の感染者が出ることになる。人の動きが鈍くなる北海道の冬に、東京を上回る感染が予測されるとなれば、やはり気温などの気象条件かなとも思う。

この予測は厚生労働省のオープンデータ、平成27年度国勢調査データに加え、Googleのコミュニティ・モビリティレポートなどから予測されたものだ。最後のデータは、コロナに対応した人の動きをまとめたものだが、当然のことながら今後一層の外出の自粛や三密回避の徹底など、人的な努力は考慮されていない。洒落にならない予想なだけに、ここが辛抱のしどころという警鐘であると、前向きに捉えていくしかない。

弦の張替え

弦を張り替えてみた。一部のポジションで音が出にくくなってきたためだ。前回張り替えた直後は問題がなかったはすなので、弦の劣化ではないかと思ったのである。

調べてみると、2018年に一度張替え、今年3月にも張り替えてる。急に張替えペースが早まったが、今回はコロナによる自宅待機のせいで弾いた回数が多かった。本当は3カ月程度で買えるべきだそうだから、早すぎるわけではない。

今回も、前回と同じBLACK DIAMOND社のFIDDLE用という弦を買った。FIDDLE用銘打った弦は日本はなく、海外でもこのBLACK DIAMOND社のものだけだ。FIDDLE用はバンジョーと兼用だそうで、やたらと長い。ペグに巻き込んだ後に、さらに全体の1/3が余るほどの長さなので、最初に余っている部分を切らなければならない。他のバイオリンの弦はそんなことはなかったと思う。
また、スチール弦なので柔軟性はなく、ペグの細い横穴に通すと先端がペグボックスの内部に突き当たったまま、押し込んでも進んでいかない。しかたがないので急遽できるだけ先の細いラジオペンチを買ってきて、先端をつまんで引っ張り出した。前回そんなことはしなかったはずだが、これまたけっこう力が必要だった。手際が良くなるほど経験してないくせに、初心の謙虚さはなくなって、ぶつくさ文句をたれながらの作業だからだろう。達成感に癒やされることもなく、肩のコリだけが残った。

張り替えた弦はさすがに力強い音が出るようになった。少々出にくくなってた音も出るようになったが、これから音程が落ち着くまで毎日調律に手間取ることになるだろう。