コロナワクチンナビ

トップページに、厚生労働省のコロナワクチンナビへのリンクを設置。各自治体ごとに登録されている接種施設や、接種の実績が公開されている。今後さまざまな情報が流れると思うが、あわてずにまずここを確認しよう。


コロナの害、口から手から、ウワサから

李子柒 /桃花

今回の李子柒は桃の花。桃といえば中国を代表する花。造花の精密さや、漢服に合わせたかんざしに作り上げるなど、どこまでも中国の伝統美の世界である。


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なんと、2月以来の新作公開である。いろいろあって続けられなくなったかと、自分としては半ば終わったシリーズのつもりでいた。それでなくても、このところは表面的と言うか、ただのイメージビデオになってしまって、若い女性が鶏をしめたり、骨ごと肉を叩き切ったりするダイナミックさがなくなってきた。日本人が見ると少々乱暴だったり、不衛生にみえることも、地域に残る伝統的な生活文化なとして堂々と見せていたころの新鮮さが、もう感じられない。はじめてこのシリーズを観たときは、中国の若い感性と各地に残る伝統文化がマッチして、現代の日本では作ることのできない映像になっていると思ったものだが。おそらくエライさんが口を挟んできたのだろう。無駄なイメージカットが増え、全体が「年寄の考える美しい世界」と化してしまった。

だが、それもやむを得ないかもしれない。ジャッキー・チェンも政府よりの発言を繰り返して、香港市民からすっかり嫌われてしまったが、李子柒もジャッキーも学歴や血縁もなく、下層から自力で成功した人間だが、こういう人は日本と違って尊重されない。どんなにスターであっても、大衆に官製文化を周知させるための道具として扱われ、表現者としての自由など認められない。

今後新作がアップされたらどうしよう。紹介しないかもしれないし、代わりにまだここで扱ってない古いものを紹介するかもしれない。

シン化するヒーローたち

2016年、エヴァンゲリオンの庵野秀明監督作品の「シン・ゴジラ」が公開された。日本と海外で評価が真逆という不思議な結果になったが、日本では大成功で、引き続き庵野監督の持ちネタ、「シン・エヴァンゲリオン」が公開された。そして今回、仮面ライダーも、「シン・仮面ライダー」になるという。どうやら、往年のヒーローをシン化させてリメイクという流れができたようだ。
おそらくこの流れは、興行的に大失敗しない限りどこまでも続くだろう。ゴジラをやったからモスラではなく、タイプの違うものをあえてシン化させるという狙いも感じる。そうなるとあらゆるものがターゲットだ。さしずめ

  • シン・鉄人28号
  • シン・明日のジョー
  • シン・月光仮面
  • シン・ひょっこりひょうたん島
  • シン・サザエさん

あたりは避けて通れないところだ。
そして最後にたどり着くのは、やはり「シン・忠臣蔵」だろう。史実では吉良上野介は元禄三大美男で気さくな江戸っ子で、大石内蔵助は塩田改革に貢献した学者肌の人物だったらしい。また、その他の登場人物も、それぞれに深いバックグラウンドを背負っていたのだから、シン化した忠臣蔵では、浅野=善、吉良=悪、にとどまらないドラマを見せてくれるに違いない。そして、シン・ゴジラの海外での「人間が描けていない」という評価を覆してもらいたいものだと思う。
とはいえ、まあ、観にはいかないと思うが・・・