プーさん、大暴れ

プーさんが大暴れ中だ。かつては、世界の指導者の中でも、ひときわマッチョでしたたかな印象があったが、顔つきまですっかり変わってしまった。年齢のせいとも、もっとまずい状態になってるとも言われている。
かつてのような超大国を目指すのは大いにけっこうだが、自分の生存中にそれを達成しようというのは、妄執だ。絶対権力者なのだから、周囲のあらゆる反対を振り切って、何十年も先に日の目を見るような大規模な産業、経済政策に着手しても良かっただろう。
彼が、今さらこれ以上の権力や地位を望んでいるとは思えない。もしかすると、国民にかつての栄光や誇りを取り戻させてやりたいと思ってるのかもしれない。地獄への道は善意で舗装されているとはよく言ったものだと思う。
それにしても経済制裁は、恐るべき威力だ。国民は、かつてのソヴィエト崩壊後のように、配給の列に並ぶことになるかもしれない。また、戦争の終結が制裁の終了とは限らないから、結果に関わらず、何年、何十年もハンデを負って暮らすことになるかもしれない。善意か悪意か、またどんな理由や事情があったかに関わらず、侵略戦争を仕掛けたというだけで、その代償を払わされるかもしれない。気の毒ではあるが、その制約の中で国を発展させ、世界に貢献することで立場を回復していかなければならないのだ。簡単なことではないが、忍耐強い彼の国の人ならできるだろう。日本人にもできたのだから。

Parker Solar Probeに、巨大な太陽活動の衝撃がぶつかる

2月25日、太陽の表面から850万キロに近づいていたParker Solar Probeは、突然起こった太陽風に正面からさらされたが、衝撃に耐えて、正常な活動を続けている。これはParker Solar Probeのこれまでの航行の中で最大のイベントで、その衝撃波地球を超えて、NASAの火星調査船MAVENなど、多くの宇宙船でも観測された。

The Best Things in Life Are Free

Ray Henderson(1896-1970)の作品

作曲者の権利が切れた作品の中から、自分の知っている良い曲を、という主旨のパブリック・ドメイン名曲集だが、今回はこれまで知らなかったが、最近良く聞いているお気に入りの曲を。作曲者の没年が1970年だから、権利切れは2020年(のはず)。いわばパブリック・ドメインの新曲である。題名は「人生で最も価値あるものは自由です」...ではなくて、「...無料です=お金では買えない」という意味。
バイオリン演奏のJason Anickは、ジャズバイオリニストでバークリー音楽院の指導者。ジプシー・ジャズと呼ばれるヨーロッパの古い演奏スタイルを現代にアレンジして、楽しく、古臭さを感じさせない。
ネットでテキストや伴奏、模範演奏動画を公開するなど、ジャズバイオリンの指導にも熱心だ。私のyoutuber先生の一人である。