私の練習曲/テネシー・ワルツ

バイオリンを買って、最初にやってみたいと思ったのがこの曲。また、古い曲なので民謡か、著作権が切れているものと思っていたら、しっかり期間中だったことで、パブリック・ドメインに関心を持ったきっかけにもなった。大抵の人が知ってる名曲で、未だにレパートリーにするプレイヤーも多い。ネット上にも、お手本にできる演奏が数多くあるので、自分の気に入ったスタイルを見つけることができる。何より三拍子なので、四拍子の曲に比べてすぐメロディの節目がくるので、演奏中に気を抜いたり、破綻を取り繕ったりできる。

今回取り上げたのは、イギリス人Chris Haigh氏の指導動画。典型的なカントリー調で、以前は難しくてできなかったダブルストップ(和音)の入れどころなどを勉強しようかと思っている。

この人のサイトfiddle stylesのページには、世界各地のフィドルの演奏スタイルが紹介されていて、研究ぶりがうかがわれる。中東音楽での演奏へのリンクもあるので、バイオリンがクラシックだけでなく、さまざまな民族音楽やポピュラー音楽の世界で愛されてきたことがよくわかる。

AI画像生成でブライアン・フラウド風を作ってみた

ブライアン。フラウドは、映画「ダーク・クリスタル」のキャラクターデザインなどで知られる、ファンタジーアートの巨匠。1982年の作品で。CGではなく、人形劇だった。セサミ・ストリートのシム・ヘンソンと、スターウォーズでヨーダを担当したフランク・オズのという、2大人形遣いが監督し、セットから人形まで複雑な形状を作り込んだ大作だ。

大体こんな感じだが、本物はもう少し上品だ。AIはどうしても不気味な仕上がりになってしまうようだ。
この気の描き方や色合いは本家っぽい。フラウドをリスペクトした作品は星の数ほどあるので、これはこのまま何かに使っても問題にならないような気がするが。

AI画像は特に色合いの再現が上手だと思う。もちろん似ても似つかない画を描くこともあるが、少しずつキーワードを修正しては描き直させ、求めるイメージに近づけてゆく。絵はかけないが、ほしいイメージは決まってるという人にとっては、良いツールだろう。ただしあまり上手に修正し過ぎると、某有名ネズミと、言い逃れできないほどそっくりの画を描いたりするそうだ。

本家はこちら。ダークな雰囲気の中に、ユーモアや透明感のある美しさが同居する、まさにファンタジーそのものの世界を味わってほしい。