最近急速に普及しているＡＩを、自分がどう利用できるか考えている最中だ。利用と言っても、検索エンジンなどに組み込まれて自然と使っていくことになるだろうが、それは「お客さんになる」ということにすぎないので、できればビジネスに利用したい。
そこで、自社サイトのサポートチャットなどを最も簡単にＡＩ化できそうな方法ということで、ＡＩを使えるＣＭＳか、wordpressなどのプラグインがないか調べてみた。すると、すでにＡＩChatプラグインができてはいるようだが、日本語化があまり進んでいないらしい。主要なＡＩChatプラグインのサイトでは、日本語化はまだ5％程度で、翻訳を手伝ってくれと呼びかけていた。
それこそＡＩ翻訳ですぐできてしまうんじゃなかったの？と、意地悪なことを考えたが、ＩＴ産業というのはそんなものだ。ユーザーが自動化や省力化の恩恵に預かる影で、多くの技術者が膨大な手作業をこなしているのだ。だがこれは、就職前の若い人にとってはちょっとしたチャンスかもしれない。「ChatAIの日本語化ボランティアをやってました」と言えば、なかなかウケが良いんじゃないだろうか。
日本が遅れているのは気になるが、自分にとっては、まだあわてることはないということでもある。多分、サイトにチャットのフォームを設置し、そこでＡＩがサイトの特色に合わせた受け答えをしてくれる、というふうにできるんじゃないかと思う。もしそうなら、すぐにでも使用法や使い勝手を試してみたい。できることならＯＬＤＢＡＤＢＯＹの名にふさわしい、頑固でひねくれた老人がいちいち上から目線で答えてくれるように、キャラクターを育ててみたいものである。
出来ている過去の遺物を称賛したり批判したりするのはた易い事ですが、新たな事柄を自ら取り込もうとする、しかも自分流に。そんな発想と素早い実行力には、いつも感心です。最近TVーCMに８０歳超のお婆さん？（失礼、お爺さんに、婆さんとは言われたくないでしょうね）が、ゲームソフトを作って人生が変わったなどと言っていますが、もはや年齢や性別で判断したりできなくなりましたね。かと言って、自分にも出来るかと言えば普段の仕事などを理由に、なかなか馴染めないのも事実です。どちらかと言えば、今になって問題視されかけて来たAI流行りの技術を、早速、悪用利用も出来るのでしょうが、有益に変えて行く方法も十分に残されていると言う訳ですね。
今趣味でＣＧ作ってる人の中にも、相当な高齢者がいるようです。作るテーマが明らかに昭和だったりして。そういう人は、若い頃には数百万円もするので手が出なかったけど、今は無料だということで、長年の夢を実現させているんじゃないかと思います。
ＡＩは悪用されるに決まってるけど、どう悪用されるかに注目してたんですが、詐欺メールの文章づくりに使った例が出てきました。生身の人間の悪知恵のほうがＡＩより優れてるということでしょうかね。