メルヘン

現代社会では、多くの企業が、犯罪ではないが決して消費者に知られてはならない禁断のマーケティング手法を実践している。という話をよく聞く。本当かどうか確かめようがないので、とりあえず「都市伝説」だということにして紹介してみたい。

これは当社の話。随分昔のことなので時効だ。

FAXがあらゆる会社に行き渡った頃、「時代を見つめるxxxマガジン」というFAX定期刊行をはじめた。そういう使い方が他になかったので顧客でも珍しがられ、届いたらトップの机に置くように言われるようになった。その中である時「メルヘン」をテーマに、何回か特集をした。
その後行われた顧客への競合プレゼンテーションでの、当社のコンセプトはもちろんメルヘン。たあいもない手法だが、名だたる大企業を相手に、分不相応に大きな仕事を勝ち得た。そのマガジンはその顧客にしか送っていなかったこと、Eメールが普及したころに同じ手口を使ったことは内緒だ。

社会の裏側で語り伝えられる都市伝説。信じる、信じないはあなたしだいだ。

Mの喜劇

幾つかの企業では、犯罪ではないが、決して消費者に知られてはならない禁断のマーケティング手法を実践している。という話をよく聞く。本当かどうか確かめようがないので、とりあえず「都市伝説」だということにして紹介してみたい。

とある百貨店が地方都市に出店する際、女性のウェストサイズを調査した。そして、全国平均より大きいことを発見。そこで女性服のLのタグをMに付け替えて販売し、大成功をおさめた。

社会の裏側で語り伝えられる都市伝説。信じる、信じないはあなたしだいだ。

違いがわかる?インスタントコーヒー新製品の謎

幾つかの企業では、犯罪ではないが、決して消費者に知られてはならない禁断のマーケティング手法を実践している。という話をよく聞く。本当かどうか確かめようがないので、とりあえず「都市伝説」だということにして紹介してみたい。

あるインスタントコーヒーは、一定時期に原料の品質を少し下げた製品を発売する。消費者の手元にあるコーヒーは封を切って風味が落ちているので、やや品質の劣る製品を買っても、封を切った時はおいしいと感じる。1年かけて何度かこれを繰り返し、だんだん原料のコストを減らしていって、浮いた資金を原資に大々的に広告を打つ。「新しくなって、さらに美味しくなった」というふうに。これを毎年繰り返している。

社会の裏側で語り伝えられる都市伝説。信じる、信じないはあなたしだいだ。