最近知った意外な事実

●イベントブースなどを表す「コマ」は、駒ではなく「小間」
しかも「小さい茶室」を意味する、伝統的な言葉だった。

●結石はサンゴ的な生き物
腎臓にできる結石は、シュウ酸カルシウムが結晶化した無機物だと思われていたが、細菌のコロニーが作り出す、サンゴ的なものだった。

●DONALDの愛称は「ドン」
話題のあの人は、なるほど確かにドンだ。

●抹茶ブーム
抹茶が世界的なブームらしい。日本にもブームが逆輸入されてて、百均に茶筅があるし「電動茶筌」というものまであるらしい。

●現代の戦争には宣戦布告がない
イランなどを見ていると、真珠湾攻撃をさんざん責められた日本人としては「?」と思うが、第二次大戦後は「宣戦布告さえすれば侵略戦争をしても良い」となりかねないということで、理由はともあれ攻め込んだほうが国際的な制裁を受けることになっているらしい。

最近知った意外な事実

湿った空気は。乾燥した空気より軽い
これはなんとなく逆だと思っていたが、水(水蒸気)は窒素などより軽いので、水蒸気を多く含む空気は軽いらしい。

札幌市と伊達市はお隣同士
これは平成の大合併で大滝村が伊達市と合併し、伊達市の飛び地になったから。伊達市といえば内浦湾に面した街なので、いくらなんでもお隣はないだろうと思ったが、地図で確認すると、かなり離れた位置に大きな飛び地があり、その東端の無意根山の尾根で札幌市と隣接している。

ファスナーの金具を務歯という
読み方は「むし」。変換でも出てこない。変換ミスだろうと思ったが固有名詞だった。ちなみに自分はよく「脳を鍛える誤変換あてゲーム」をやる。ネット上の記事などで誤変換を見つけたら本来の単語を考えてみるのだ。最近は誤変換がかなり増えているようなので、出題には困らない。

コロンブスの時代でも、地球は球体だというのが常識だった
コロンブスが地球が球体か平面か論争したというのは、19世紀に発表された伝記の中の創作。地球が球体であることはギリシャ時代の学者によって証明されており、当時の知識人には常識だった。反対された理由は、下記の図のように地球は大きな水球に浮いているので、陸から離れれば水ばかりの世界になり、補給が追いつかないからというもの。

この説はなかなかおもしろい。当時の船乗りでも海が陸より広いことは知っていただろう。だから、地球が浮いていないとすると、水没してしまうことになる。なので陸から離れればより深い海しかない。上図のように説明されたら、反論は難しい。
「地球は土の球体で、海は浅いくぼみにできた水たまり。たまたまその水たまりの面積のほうが地表より広いだけ」などという意見は、できの悪い言い訳にしか聞こえないだろう。
コロンブスが論破できたかどうかはわからない。だが、そもそもそんな議論をするまでもなく、すでに大西洋を渡った経験のある船乗りを雇ったという意見もある。昔の人だから科学知識が乏しいので、迷信を信じていたと考えたがるのは現代人の悪い癖で、当時の人も金と命がかかっていれば、十分強かに考えたのではないかと思う。

領海侵犯と領空侵犯

どちらもよく聞く言葉で、戦争が始まる一歩手前という印象を受けてしまうが、実態は自分が考えているものとは違うらしいことを最近知った。

まず領海侵犯という言葉はなく、メディアが作った言葉だそうだ。どの国の船も、それが例えば軍艦であろうと領海に入っただけで脅威だとは見なされない。問いかけに応答しないまま長時間領海にとどまったりすれば、海上保安庁の巡視船などに追い返されることはあるが、通り過ぎるだけ程度ならフリーパスである。
また、領海のど真ん中であっても、海峡は公海扱いなことが多い。津軽海峡や、トルコのボスボラス、ダーダネルス海峡などがそれで、国際海峡と言うらしい。船舶がSOS信号を受信したら国籍その他に関わらず救助の義務があると言うし、海の上には、国レベルの法律等以前の海の男の掟がある感じだ。

一方領空侵犯という言葉はある。領空とは領土・領海の上空だが、航空機の場合そこまで侵入されるとあっという間に都市などに着いてしまうし、核を持っている可能性もある。そこで、領空より遠くに防空識別圏を設定し、越えてきた航空機に対しそのまま進むと日本の領空を侵犯することを警告する。このときの自衛隊機は、警察や沿岸警備隊の職務の代行という立場なので、問いかけから始まって、引き返させたり着陸させたりする。警官の職務質問と同じである。これはどの国の空軍でも同じだそうで、警告射撃を行うことがあっても信号弾の代わりであって、攻撃ではない。もちろん撃墜などはできない。発砲して相手を撃墜できるのは攻撃を受けての正当防衛か、あきらかに住民を狙っている場合である。また、大韓航空機撃墜事件以後、どんな場合でも民間機を攻撃できない。これらはみな国際ルールである。要は、銃弾の一発や二発がきっかけで戦争が起こったりはしない。人類は、過去に何度も戦争を興してきたが、そのつど同じことは繰り返さないよう、国際社会も進化してきたということだ。

進化していないのはマスコミだ。新時代の国際ルールの周知と啓蒙に向けて社会をリードするというならともかく、領海侵犯などという言葉まで作り、不安をかきたてて100年、200年前の戦争当時さながらの未熟な世論へと、社会をミスリードしているように思える。

※9月23日のロシア機による領空侵犯では、防空識別圏に入ってから何度か意図的に領空の端をかすめてる。その間、自衛隊機が通告、警告をしていたはずなので、かなり挑発的だ。とはいえ、自衛隊機の行動はあくまで前述の通り警察の職務の代行なので、そのまま交戦したり、ましてや戦争になったりはしない。

防衛省「ロシア機による領空侵犯について」より