Googleが、日本における11/15~12/12の28日間のCOVID感染者数、死亡者数の予測データを公開した。
COVID-19 感染予測(日本版)
https://datastudio.google.com/reporting/8224d512-a76e-4d38-91c1-935ba119eb8f/page/4KwoB?s=nXbF2P6La2M
それによれば、国内で最も感染の拡大が予想される地域は北海道で、感染者数16877人、死者数116人。同時期の東京の予測感染者数10164人、死者数43人を大きく上回る。北海道では、11月16日に190人の感染者が出ているが、この予測によれば今後28日間は平均1日あたり602人の感染者が出ることになる。人の動きが鈍くなる北海道の冬に、東京を上回る感染が予測されるとなれば、やはり気温などの気象条件かなとも思う。
この予測は厚生労働省のオープンデータ、平成27年度国勢調査データに加え、Googleのコミュニティ・モビリティレポートなどから予測されたものだ。最後のデータは、コロナに対応した人の動きをまとめたものだが、当然のことながら今後一層の外出の自粛や三密回避の徹底など、人的な努力は考慮されていない。洒落にならない予想なだけに、ここが辛抱のしどころという警鐘であると、前向きに捉えていくしかない。