NASAによれば、太陽に史上最も接近して観測する宇宙船「パーカー・ソーラー・プローブ」は、2018年10月に続き、12月26日に2度目の金星によるフライバイを行い、さらに太陽に接近するための軌道修正を行う。

※フライバイとは、宇宙船が惑星のそばを通り抜ける時に、大きな重力に引っ張られることを利用して速度を上げたり軌道を変えること。宇宙船は、地上にあるうちは地球と同じ速度で太陽の周りを回ってるのと同じ状態である。ところが、発射で地球の重力から切り離されると、ハンマー投げで手を離したときと同じように、外へ向かって飛んで行こうとする。宇宙船が太陽に向かうということは、ハンマー投げのハンマーを放り投げた後に選手向かって戻ってくるようにするのと同じだ。ロケット噴射だけではとうてい足りないので、金星が近づくタイミングをはかって、その重力を使って軌道を変えるのである。
