パーカーソーラープローブ,一時的に電源オフに

2月12日、Parker Solar Probe の機器は、自律システムによって予定時間前に電源が切られた。異常審査委員会によれば、新しい飛行ソフトウェアが完全に読み込まれる前に、機器の電源が入れ直されてしまったとのこと。宇宙船と太陽の位置、太陽からの無線周波数への干渉のため、機器は数週間電源オフとなるが、3月12日に太陽との 15 回目の接近遭遇を開始する前に、通常の運用に戻ることが期待されている。宇宙船自体は通常通り機能している。

パーカー ソーラー プローブ、14回目の太陽への接近

12 月 6 日、NASA のパーカー ソーラー プローブは14回目の太陽への接近の14回目を開始し、太陽面から 530 万マイル以内に接近した。最接近は12 月 11 日午前 8 時 16 分 (EST)で、宇宙船は時速 364,639 マイルの速度で移動する。これは、ニューヨーク・東京間を 1 分強で飛行速さである。
パーカー・ソーラー・プローブのスタート時は太陽の活動縮小期だったが、今後は活発期に入る。これまでとは違う太陽の情報が期待されている。
とりわけ今回の最接近は、地球と同じ側で起こるので、地球からも宇宙船と同じ太陽表面を観測できる。

NASAパーカー ソーラー プローブブログ

パーカー・ソーラー・プローブ、活動期の太陽に接近

NASAの太陽観測宇宙船パーカー・ソーラー・プローブは、9月1日に13回めの接近を開始し、9月6日には、太陽からわずか 530 万マイルの「近日点」に達する。
現在太陽は活発な活動期に入っており、地球サイズの黒点や複数の太陽フレア、地磁気嵐の発生など、すでに科学者の予想を超えた動きを見せている。

パーカー・ソーラー・プローブは、NASA の Living with a Star(星とともに暮らす)プログラムの一部である。プロジェクトの科学者であるヌール・ラウアフィは
現時点での活動は、私たちの予想をはるかに上回っているが、そこで得られる情報は、地球上の電力網、通信およびナビゲーション システム、宇宙飛行士、宇宙の人工衛星などに影響を与える可能性のある宇宙天気をより正確に予測する」と言う。
また、ミッションオペレーターは、
「宇宙船への悪影響について心配していない。太陽が何を投げかけても耐えられるように作られていて、ミッションは現時点で十分に油を注がれたマシンでだ」とミッション成功に自信を見せている。