Albert Von Tilzer(1878-1956）の作曲による、同名のミュージカル映画の主題歌である。フランク・シナトラ、ジーン・ケリーの主演で、日本未公開だが洋画劇場で放映されたことがある。
映画そのものより、ヤンキースの試合では7回にファンがこの歌を大合唱するのだと聞いて、アメリカの野球は楽しそうだなと思ったのを覚えている。スポーツの醍醐味はチームとファンが作り出すもので、スタジアムではない。
そこで思うのは、やはり日本ハムの新球場だ。これまで本拠地だった札幌ドームから、北広島市に専用ボールパークを作って移転するそうで、球団のニーズを受け止められなかった札幌ドームや、残留運動を盛り上げられなかった札幌市民は、少々肩身の狭い思いをしている。
だが、一市民としてはそれはそれで良かったと思っている。使用料の折り合いがつかなかったそうだが、市営交通の利用促進にこだわるあまり、駐車場の整備をしなかったのも感心しない。チームとファンがいればそこがスタジアムだが、どちらの声も聞いてくれないのなら、北広島市に連れて行かれても不思議ではない。ともあれ完成が楽しみでしかたがない。
北海道はクルマが便利です。公共交通機関のルートが先に出来てから街が形成されたので今では利用しにくい状況も多く、案の定、ＪＲも、地下鉄も、赤字ですね。ドームの手前の福住で地下鉄も終点。札幌市は福住を終点にしたために、すぐ隣の清田区は今も非常に不便です。つまり、国道のバス停で寒い思いをして少ないバスを待って、福住から地下鉄に乗り換え。料金も相当掛かります。我が家のような家族８人全員が利用すとなると、むしろタクシーの方が安いかも知れませんよ。ですから結局は自家用車で駐車場代を払っても安上がりなのです。当初からちょっと無理してでも路線延長しておけば、地下鉄東豊線も赤字にはならなかったと思いまよ。だからと言って今更延長工事をしても相当な財政負担増になるでしょうね。今回の北広ＢＰ決定としても、札幌の最東端の里塚が地下鉄終点なら、野球やイベント観戦客が利用しますから、もしかしたら、たちまち赤字解消になるかも知れませんよ。里塚からシャトルバスならＢＰまで、さ程遠くありませんからね。北広にＪＲの新駅ができても、札幌駅や新札幌駅まで公共交通機関で行って乗り換えたとして、相当な料金になりますね。高速道路北広ＩＣからＢＰ直結枝道を作る方法も。いずれにしても交通費や駐車料金にかかり過ぎの構想は集客に影響しますし、一般庶民の我々にとってはいただけませんね。
ドームでの試合は、中途半端に歩かされますよね。本当は何人か車に同乗して、わいわい雰囲気を高めながら乗り込みたいところですが、地下鉄だと騒げませんしね。誰かのコンサートでは、終わったときには地下鉄も終わっていて、タクシーは相乗りしても載せきれないので、すすきのまで歩く人が出るそうです。
僕は移転騒動当初から実は石狩市がなぜ？名乗りを挙げないのか？不思議でしたね。同じ札幌からもクルマなら３０分圏内ですから企業誘致が思惑通り進展していない広大な石狩新港なら駐車場問題もクリアできますし、アクセス道路にしてもいろんなルートが有りますからね。JR学園都市線も茨戸付近を通っているので、鉄道の活路も考えられるのと、同線の廃線問題も解決すると思うからです。茨戸からシャトルバスを仕立てるとか、一層、学園都市線軌道のレールを廃止して支柱を建てて吊り下げ型電動モノレールにすれば除雪費用も無く、長い目で見て後々の維持費も考えれば初期費用は嵩んでも現在の鉄道より得策だと思いますね。アクセスさえ良くなれば、スポーツだけでなくあらゆるイベントに活用もできますからね。北広島市に決定したので、それはそれとして、次に同じ様な案件が出れば石狩がおすすめですね。札幌には広い土地が無さ過ぎますからね。地価も高騰していますから。クルマ社会の北海道で電気自動車の時代に、クルマを公害の元凶とも考えにくい時代ですからね。無料の駐車場があればいいですね。
石狩市はありえましたね。相当大きなコンサートもやったそうだから、野球以外にも利用されそうです。そういうことも含めて、前向きな盛り上がりが欲しかったですね。