ぷーさんの身辺が不穏だ。戦争の情報はプロパガンダだらけなので話半分にしても、将軍クラスが何人も戦死したり、財閥から批判の声が上がったり、国外脱出をはかる大物もいるという。戦争反対運動が起こっているとも言われている。侵攻した軍隊も統制が失われていて、物資もないまま立ち往生したり、無秩序な攻撃を行ってるだけだとも言う。これらがテロリストや強盗団と化して居座り続けるという、最悪の事態を防ぐには、いっそぷーさんが逃げ出してくれれば良いのだが、力で押さえつけてきた者から抜け出そうとすれば、ピラニアの川を渡るようなことになるだろう。
そこで思い出すのが、2019年、あのカルロス・ゴーン氏を逃亡させた謎の”逃がし屋”チームである。ともすれば見苦しい争いになりかねない状況を、コメディに変えてしまう鮮やかな手並みで、災いの種を取り除き、しかも悪役から大金をぼったくる。現代の義賊のような存在だ。もし彼ら、彼女らが再びプーさんの脱出劇を演出したら。前回はコントラバスのケースだったが、今回は何を使うだろう。巨大バラライカのケースか、ウォッカを満載したコンテナか...。私は防弾マトリョーシカではないかと思ってるのだが。
フィギアスケートを見ても分かるように、日本人など足元にも及ばないほどの素晴らしい高レベルな技に加えて、まるで人形のような綺麗な顔と素晴らしく均整がとれたプロポーションですね。芸術レベルは世界一です。しかしこちらのプーさんも、なにせ筋金入りのスパイ上がりですからね。ヤバい料理なんか出されないでしょうね。メニューもロシアンルーレット式で、運悪ければ。なんて。
確かにスポーツでは、ロシアやウクライナからとんでもない美人が出てきますね。ぷーさんも柔道家で、講道館が名誉段位を与えようとしたら、段位は実力で取るものだといって断ったというエピソードがありました。怖いけれど武士のような感じでしたが、いまはむくんでしまいましたね。
何と、平岸にロシア料理を出す「ペチカ」と言うカフェがありました。そこにプーさんのマトリョーシカが飾ってありました。まさかマトリョーシカの中身をプーさんとすれば、防弾本体はかなり大きなサイズになりすぎて搬送にたいへんですね。それよりバレリーナか、ボリショイサーカスに変装する手もありますね。他国への移動容易ですし、まさかバレリーナやサーカス団員は撃たれないでしょうから。
ぷーさんバレリーナは想像するだけでおかしいですね。ソヴィエト崩壊直後、世界的なバレリーナや音楽家が職を失って来日したおかげで、日本の生徒さんが、気軽に国内で憧れの人に指導してもらえるようになったそうです。生徒さんには夢のような出来事だったそうですが、ぷーさんも脱出して日本のロシア料理店のウェイターになるかもしれません。客は料理も喉を通りませんが。