Blenderで、再度キャラクター作りに挑戦した。前回はお面をつけたキャラクターを選んで、顔の製作をゴマかしてしまったので、今回はデフォルメにせよ人間の顔をなんとか仕上げてみたかったのだが、結局ゴマかすしかなかった。顔の製作は本当にむずかしいのだ。
胴体は、大したものではないにせよ曲がりなりにもできるのだが、顔は曲がりもしない。目、鼻、口はそれなりに並んでるつもりなのだが、どう調整しても「気持ち悪い」「下品」「不潔感がある」「馬鹿っぽい」など、人から言われたらショックな表情をしているように見えてしまう。それなりにがんばって作っているだけに、自分が言われているようないやーな気分がして、到底人前に出す気になれない。結局今回もお面のような顔でお茶を濁してしまった。
それに比べると、動画サイトやゲームで花盛りの3Dキャラは本当にうまい。幼稚なまでにデフォルメされてるが、作者はミケランジェロなみに人体を理解しているのではないかと思うほどだし、表情の変化はオスカー俳優かと思う。
今回モチーフにしたのはJESTERと呼ばれる道化師である。中世のヨーロッパを豚にした映画では、よく宮廷での宴会の席に登場する。アクロバットやジャグリングなどで来客を楽しませるエンターテイナーだった。
現代職業としては残っていないが、海外のいくつかの歴史祭りやハロウィンにはよく登場する。現代のサーカスなどのピエロ(英語ではクラウンという)との関係はよくわからない。