昭和34年、札幌市の中央を流れる創成川の河畔では、札幌神社(現北海道神宮)の夏祭りで、動物サーカスのテントが火事になり、ゾウが逃げ出すという事件があった。ゾウは観客にケガを負わせただけでなく、民家に押し入ってお櫃の飯を食べるなど、大騒ぎの末に捕獲されたが、その際、寝ていた小児の頭を踏んでしまったという。
時は過ぎて中学生時代、何気なくその話が出たときに、なんと踏まれたのはクラスメイトのS君であるとわかった。そして頭を触らせてもらったのだが、確かに側頭部が凹んでいたのである。
さて、最近は何でもネットに情報があって、この話題を取り上げているサイトが何カ所かあったが、踏まれた子供の話はなかった。もしかしたらかつがれたのかもしれない。お祭りだけに...。
子供の頃はクルマに足を曳かれた事など親に報告などしませんでしたね。報告していたら、きっと反対に叱られたでしょうね。「そんなところに居るお前が悪い!」とね。今ならレントゲンだとか大変な騒ぎになっているかも知れませんね。
そうですね。まず親には言いませんでしたね。なぜかバレることも多かったけど、何度もバレているうちに、だんだんバレないためにはどうするかを学んだような気がします。どんな隠し事をしたのかは、今では覚えてません。歳をとるのも悪いことばかりじゃないですね。
余談ですが、コメントの記名に「匿名」というのが選べるようになりました。ちなみにこのコメントがそうです。誰が書いたかはわかると思いますが。以前はなかったと思うので、最近のバージョンアップからだと思います。
火事場の馬鹿力って本当にありますね。十勝方面に数日間カタログ用写真撮影のためにカメラマン氏のクルマで同行した時の事です。カメラマン氏は太っていてかなりの体重がある人でした。その彼が脚立に登って撮影を始めた時でした。何かの拍子に脚立に掛けた足が滑って路上に転倒。その時咄嗟に、私は自分の2倍以上はあるであろう彼を抱えて起していました。自分でも信じられない馬鹿力でした。
その場でとっさに助けに行ったことが立派です。太ってると、落ちただけで一生障害が残ったり、もっと取り返しのつかないことも起こりえますからね。火事場の馬鹿力というのも、大体良いことをしたときに出るもので、悪事をしたときに出たというのは、あまり聞きません。そのへんはうまくできているのだと思いますね。
なかなか信用されませんが、本人が言うのですから、まんざら大うそでもなさそうです。私なども小学校の校舎が火災の時、猛スピードでグランドへ入って来た消防車に右足の甲を引かれました。しかし余り痛さを感じませんでした。急ハンドルで、後輪タイヤが少し持ち上がったところで曳かれたので荷重が掛からなかったのだと思います。象さんも同じく小さな子供を見て手加減いや足加減したのでしょう。
小学校の火事、消防車が小学生をひく。今なら数日ワイドショーネタになり、ネットで炎上ですね。足は大丈夫だったようですが、それも火事場の馬鹿力ではねかえしたのでしょうか。