本サイトの目玉企画、の割にはアクセスの少ないタイトル画像アーカイブに、最近のものを何点か追加した。このところBlenderで作ったものばかりだが、生成AI時代にこそゼロから作るCGに価値があるのではないかと思ってのことだ。とはいえ、ジュラシックにリアルな画像やスターなんとかのような動画は、PCの能力の限界上できない。また、背景と主人公を別々のプロジェクトとして作っておいて、ネットから高速なコンピュータの演算サービスを利用して合成させるなどすれば、相当大掛かりなものもできるようだが、演算以前に作り込みでも相当時間がかかる。
そこで今作ってるのは、ローポリと言われるデータ数の少ない画像だ。このタイプの作品が、最近特にネット上でよく見られるようになってきた。ローポリであればけっこう昔のPCやソフト環境でもできたが、その場で何度も試し見をするとなると、少しでも高速処理できるにこしたことはない。ローポリとはいえ、個人が自由自在に作れるようになったのは、比較的最近のことだと言えるだろう。
また、そういう作品の中では、アルファベットの3Dフォントやタイトルロゴの3D化作品が圧倒的に多い。完全な抽象図形より意味がわかって、アイデアや処理技術の妙をアピールしやすいというところだ。私のタイトル画像も、当分ロゴ作品になりそうだ。
アドビからフォトショップで加工できるAI利用を促すメールがきています。画面に無いものを簡単に再現合成の技術らしいのですが、新しいバージョンのフォトショップの購入を促すものではと未だ手を付けていません。アーカイブ見ました。それにしても手の混んだ作業を大量にこなすのには驚きです。これならAIも顔負けですね。
早くも、AIではないというだけで値打ちが上がる時代が来そうです。AI時代の前からやってれば、その証明にもなるんじゃないかと思ってます。大昔は食品は手作りが当たり前で、その後、オートメーションの工場生産品のほうが安くて衛生的で良いという時代がありましたが、結局は手作りのほうが有難がれて、値段も高く取れるようになりました。そういうのと、同じ流れを感じます。AI作品は、できが良くても消費者側に「騙された」感があるので、安物扱いになるでしょうね。