タイムトンネル

timetunnel
ちょっと変わったアングルから見たタイムトンネル。 こんなホテルみたいな場所だったのか

トニー「ここはどこだ?船の上らしいけど」
船長「やあ、楽しんでますかな。私は船長のエドワード・ジョン・スミスです」
ダグ「なんだって!じゃあ、ここは!」
トニー・ダグ「「タイタニック号だ!」」

実際にはこんなやりとりはなかったと思うが、1967年からNHKで放映された「タイムトンネル」では,物理学者のはずの主人公が,やたらと歴史に詳しいのに驚いた.無作為に飛ばされた世界の歴史を,あと何日で火山が爆発するなどと,日付までわかっているのである.子供心に,自分がタイムトンネルで飛ばされたら,死ぬしかないと思ったものである.
日本人と歴史的大事件の選び方が微妙に違っているので,なおさら誰も知らないような歴史にまで詳しいと感じたのかもしれない.タイタニックの話も、タイムトンネルで知ったのが最初のような気がする.

さて,話は時間をずっと下って,90年代にインターネットに初めて接したとき,エンサイクロペディア・タイタニカというサイトを発見した。Wikipediaもなかった時代のことだから,大変な知識の宝庫にぶちあたったと思った.そこで”念のため”船長のエドワード・ジョン・スミスと,料理長のピエール・ルソーの名前だけ覚えておこうと思った.

ちなみにTVドラマ「タイムトンネル」には,放映されなかった回が2つある.ひとつは真珠湾攻撃,もうひとつは硫黄島が舞台.まだまだ現場を知ってる人がおおぜいいた時代のことである.

次回「高砂」(10/2 公開予定)
乞うご期待!

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