先日,びっくりするようなものを見た.プロのギタープレイヤーが,ヘッドの部分にチューナーをつけたまま,ステージで演奏していたのだ.ああ、それアリなんだと,感心した.自分もそうしているからだ.
もちろんギターとバイオリンは違い,バイオリンでそんなことをしている人はいない.ギタリストは,演奏の合間に調律のずれを修正するのに使うのだろうが,私の場合は弾いてる最中でも,出した音が正しかったかどうか,チラ見で確認するのに使ってる.正しいと思って出してる音がズレてるのはしょっちゅうだから,もしチューナーがなければ修正のしようもない.
ギターにチューナーをつけっぱなしにすることがどう捉えられているのか,検索してみると賛否両論のようだった.ということはどちらでもいい=やってもいいということである.バイオリンでそんな論議は起こっていないようだが,もしも自分が人前で演奏することがあったら,つけっぱなしにすることに決めた.恥ずかしいなどというのは,もう少しマシな演奏の出来る人の言うことだ.
恥ずかしいと言えば,初心者はバイオリンのネックにテープを貼って,押さえ位置を覚える.このことを検索したら,貼るかどうかでも論議が分かれているようだった.だがネットには,もちろんプロではないが,貼ったまま演奏している動画もある.これもまた見習うことにした.変な見栄や意地にこだわらず,どんなズルでも平気でできるというのも,歳を取った効用である.
次回「ジャイアントロボとワルシャワ国立フィルハーモニー管弦楽団」(1/23公開予定)
乞うご期待!
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田舎の義弟の漁船に魚探が付いていて,漁場まで行って,魚探で魚影を観ながら,それで「カマス」を釣った事があります。疑似餌で面白いほどつれました。一度に5匹もかかったりしました。魚探は太公望にとっては「違反」かも知れませんね。
釣りでも魚探を使う人がいるそうですから、初心者にとってはハイテクの恩恵大きいですね。ゴルフのスコープはゴルゴ13にもぴったりだと思います。脅威の長寿連載で、目も勘もガタがきてるでしょうから。ちなみに来年で50周年のようです。
音楽の調律用チューナーと言えば,スポーツの世界ではゴルフに計測器(スコープ)があります。二打目以降のグリーン迄の距離を覗いて図る,ポケット・サイズのコンパクトな機器です。僕は持っていませんが,アマチュア・ゴルファーの間で流行っています。プロのトーナメントでの使用は禁止されていて,距離の計測は自分自身の歩幅や帯同キャディの経験や感や歩測に風などを読んで打つクラブを決めます。アマチュアのコンペティーションでもルールで計測スコープ使用禁止の場合もあります。スコープも,チューナーも練習にはとっても有効と思いますね。
おぼつかないギターですが僕もチューナーをつけて調律後もそのままにしています。最近コードの練習でチューナーを見ると,何と,短い指でも旨く抑えられた時には反応しています。コードの練習にもつけていたほうがいいようです。もちろんステージに上がれるように上達すれば「カッコ悪い」と外すかも知れませんが?まだまだその様な心配も無さそうです。