初心者にとって,確かにバイオリンは難しいところがある.だが,実際に触ってみると,案外とっつきやすいところもある.例えば,とっつきやすいと思われているギターとくらべてみた.
赤丸がバイオリン,黒丸がギターのチューニグを表しているが,赤丸の間隔は広くて均等で,黒丸は間隔に均等ではないところがある.バイオリンの場合は,弦が規則的に配置されているせいで,押さえる場所の見当をつけやすく,ポジションを覚えやすいように思う.そもそもバイオリンのネックはかなり短い.そのくせ弦と弦の間にたくさん音があり,しかも規則的なので,一回握った場所からあまり左手の位置を動かさず,指先だけちょこちょこっとやるだけで,かなりカバーできてしまう.また基本的には単音だけ出せばいい楽器なので,ギターのように何本もの弦にわたって,指の股が裂けそうなコードを押さえなくてもいい.
一番大きなギターとの違いは,フレットの有無だ.フレットがあれば多少指の運びが適当でも正確な音程が出るが,バイオリンにはないので,正確な音程を出せるようになるまでが大変.実際に触るまで私もそう思っていた.しかし,フレットがないおかげで,間違った場所を押さえたと思ったら,すぐ指をずらせばごまかしが効く感じなのだ.そして弾く曲がアメリカ民謡だったりすると,間違ったのではなく,最初から狙って粘っこい装飾音を入れたように聞こえることさえあるのだ.いわばまぐれだが,テンポさえはずさなければ,それがしょっちゅう起こる.これが実に楽しい.
そういうことしてると,いつまでもうまくならないのかも知れないが.
「お金が足りない」と言う「小言」です。これもノコギリ同様、耳に触りますね。聞こえない振りすればするほど繰り返されます。
ワイフは同じ音楽部でヴァイオリンを弾いていました。当時僕はノコギリと言っていましたが、今ではすっかり忘れているのか「楽器の話」には触れて来ませんね。「お金の話」にはしょっちゅう触れてきますが・・・?男はつらいよ!
バイオリンのいる音楽部とは,本格的ですね.私だって,バイオリンとお金を比べれば,バイオリンはたくさんあってもしょうがないですが,お金はあればあるほど...
50からの手習いは聞いた事ありますが?未知の世界へよくも興味が湧きますね。ご家族は音に寛容な方々なんですね。実は、僕も「昔取った杵柄」とばかりに楽器店のウインドウを眺めてはトランペットにしようか?トロンボーンにしようか?ギターにしようか?迷っている次第。先日はついにトランペットの練習用マウスピースを買いました。透明なアクリル製で自分のクルマの中で時々練習しています。しかしトランペットは高音域では腕で口に強く押し付けたりもするので歯の治療中の僕は迷っています。買っちゃえばやるのでしょうが、ネット通販にしても新品でまさか一万円以下の物は無いでしょうからね。今月は家族用のクルマを買ってしまってタイヤだETCだ保険だのと散財したのでしばらくはお預けですね。トランペットは3本のピストンがフレット代わりですが吹く息の強さや細さでオクターブ調整しますが、トロンボーンはフレットがないので悪く言えばごまかしがきく楽器ですがスターカットの効いた曲などには余程の肺活量とパワーが必要ですね。あの伸縮自在の長い楽器はクルマの中では練習できませんね。やっぱり「いつかはトランペット」ですね。どこかで聞いたフレーズでしたね。
昔の広告コピーでした。「いつかはクラウン」?
トロンボーンというのもカッコいいですよね.後部座席を向けば演奏できるかも.家族用の車を買った今こそ,家での練習に文句を言わせないチャンスという話も.