ブラック・フライデー

11月23日はブラック・フライデー。アメリカで生まれた比較的新しい言葉で、感謝祭の商戦が終わった次の金曜日に、プレゼント品の値下げを行うのを見越して、買い物客が殺到する日だ。その人混みで真っ黒になるほどだというのが語源らしい。流通業では、ブラック・マンデーを思わせるこの言い方に反発していたが、最近は黒字の金曜日と捉えて、積極的に訴求するようになった。一年で最も売上の上がる日だそうだ。

海外の販売サイトでは結構昔からおなじみだが、年末商戦前で需要の落ちる11月のテコ入れとして、日本でも少しずつ取り入れられているらしい。ただし、ニュアンスが周知されてないうちは、正面切って「ブラック」と唄ってる例は少ないようだが。私の世代には全くなじみのない行事だが、定着しないだろうと思っていたハロウィンや恵方巻きもそれなりに定着したようだから、そのうち常識になるかもしれない。

2 thoughts on “ブラック・フライデー

  • 11月 25, 2018 at 07:42
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    僕も初めて知ったのは、輸入車の広告を扱う関係で、インポーターのDMのタイトルでした。当然知っている筈とばかり、余り詳しい説明も無く、最初は意味不明でしたが調べました。アメリカの真似事セールでした。特別破格セールで大混乱のアメリカでは警官も仕事が増えて、彼らがブラック・デーと言ったそうですね。それがイメージが悪いと言うのでブラック・フライデーとなったようですね。北海道でもデパートあたりがセールをしましたが、ブラックと聞くだけで、あの大震災直後のブラック・アウトを連想してしまいますね。

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    • 11月 25, 2018 at 08:07
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      私もまだ良いイメージは持てません。特に「黒」より「ブラック」のほうが、まずいことが起きてる感じがします。何年かしたら、変わるのかもしれませんが。黒のイメージが悪いのは、喪服に黒を使う欧米から来たもので、昔の日本は葬式や経帷子が白一色で、黒に悪いイメージはなかったはずです。せいぜい明治以降、戦後のものかもしれません。

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