言わずとしれたエディット・ピアフの代表曲「バラ色の人生」である。作曲はMarguerite Monnot(1903-1961)。ピアフの全盛期には生まれていなかったが、その後、様々なジャズやポピュラーのミュージシャンに取り上げられているため、親しみのある曲だ。新しい(?)ところでは、マドンナやレレディ・ガガなども歌っているが、今回はウィントン・マルサリス・クインテットで。最近再びトランペットを手にした、かつてのバンドマンの知人のために、ラテン・ジャズっぽいモダンな演奏を選んでみた。程よいミュートが木管楽器のような滑らかさで、アコーディオンの粋な音色とよくマッチしている。
紹介いただいた中に、昔使っていたミュートがありました。真ん中からさらにラッパ状の部品が差し込まれているものです。あれはアルミで軽く柔らかい音でしたね。今のトランペットケースには収まりません。もっと大きなケースでトランペットを2本入れたり、ミュートを収納できたりするものもありますね。
トランペットは高音が魅力ですが、他の楽器と違って、なかなか旨く音がでません。昔やっていたのですが、高音になると腕に力を入れて唇にマウスピースを強くプレスしがちですが、疲れると吹けなくなってしまいます。それをしないで楽に高音が出るようにならなければいけません。それには毎日の練習でコツをつかむしかありません。それに自分に合ったマウスピースを見つける事と、最終的にはまともな楽器を使う事でしょうね。格安トランペットは、中国で大量に生産して、ベル部分に、注文に応じて、いろいろなメーカー刻印をして出荷しているようです。
アコーディオンの音色に合わせたピアノとベースとアルトサックスと控えめなドラム。一瞬トランペット?と?疑うようなミュートを効かせた柔らかな奏法ですね。ナイトクラブのステージで聞きたいような静かなジャズの魅力ですね。トランペットも少し変わったマウスピースと大きなカップミュートでしたね。僕のペットの付属品のミュートはケースに入るような小ぶりで装着すると息苦しくて、ドリルで一個穴を開けたのですが、まだ駄目ですね。こんな優しい音を出すには本格的な大型のミュートに限ります。いつも感心するのはアコーディオンの指使いですね。僕は3本の指で今もハイノートの練習中です。唇が覚えて、曲演奏までには未だ暫く掛かりそうです。スロー・バラードなら練習には良いかも知れませんね。ラ・ヴィ・アン・ローズなど。
改めて見ると、マルサリスの前にはミュートがたくさん置いてありましたね。曲によって変えるのでしょう。手作りや特注もあるのかもしれません。ネットにも、ありとあらゆる形のミュートがありました。
https://www.google.com/search?q=trumpet+mute&hl=en&source=lnms&tbm=isch&sa=X&ved=2ahUKEwiRt6b22_TaAhWFKZQKHQ8wAsgQ_AUoAXoECAAQAw&biw=1562&bih=941
これもトランペットの醍醐味ですね。