史上初、PSP太陽に接触

NASAの太陽観測船「パーカー・ソーラー・プローブ」は、太陽の一部であるコロナ層に初めて接触した。それに関する動画があったので紹介する。

太陽には地球のような固い地表はなく、全体がプラズマというガス状物質からできている。これは中心部からはなれるほど希薄になり、大気のような層となる。これが「太陽コロナ」である。コロナ層は太陽の光珠部分から遠くまで広がっていて、それがどこまで続いているか、つまり太陽の本当の大きさは謎だったが、パーカー・ソーラー・プローブがその一部に接触し、初めて太陽の大きさを知ることができた。

パーカー・ソーラー・プローブが出発したのは2018年8月。その際世界中から署名を募集し、メモリーに書き込んで出発した。その中には私の名前もある。その時には「コロナに接触」の報を聞けばさぞかし感動的だろうと思っていたが、まさか微妙な気分になるとは思ってもいなかった。「接触」と書くから薄気味悪くなるので、「尻尾をつかまえた」とか「征服した」とか思うことにしよう。

署名者に贈られる搭乗券。文字取り史上最もホットなチケットだ。

2 thoughts on “史上初、PSP太陽に接触

  • 12月 22, 2021 at 13:35
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    地球も中心はまだ熱いですが、冷えたからといって活動停止するのかどうかわかりませんね。地表も、固まってるとは言っても、たまに地震を喰らうので、けっこう活動的ですね。

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  • 12月 22, 2021 at 12:25
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    太陽はプラズマの塊なんですか。硬い地表の上にコロナが有ると思っていました。硬い地表の星は既に活動を停止したものなんでしょうか。そして地球は地下にマグマも有るのですが、既に活動停止への道のり途中なんでしょうか。

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