李子柒 / 干し柿

中国の昔ながらの生活文化を紹介して人気の、 李子柒 。毎回百万再生を超える人気ぶりだが、中でも最多の2千3百万回も再生されている動画がこれ。四川省の名産品だという干し柿である。皮まで使うやり方が一般的なのかどうかわからない。他にもたくさん驚くような動画ある中で、これが一番というのもちょっと謎だ。もしかしたら、今の時代なら生まれて初めて作り方を見たという人が、たくさんいるのかもしれない。

5 thoughts on “李子柒 / 干し柿

  • 6月 9, 2019 at 06:15
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    干し柿は白い粉がふいてくると甘みも最高になります。ところが、父が精魂込めて作った黒柿を町に住む兄嫁にあげたところ、ブドウ糖の粉をカビと間違えてゴシゴシとお湯で洗い落としてしまいました。それを聞いた父は二度と兄嫁に柿をあげなくなりました。柿は干し柿もいいですが絹糸で編んだタモや投網を柿渋で染めると撥水効果と同時に水に浸かると全く網の目が消えるのです。ですから、すばっしっこい鮎を獲る時の長めのタモには最適です。昔の旅人は和紙を柿渋で染めたカッパも使っていたようです。

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    • 6月 9, 2019 at 08:59
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      渋うちわは今でも使っています。寿司飯を冷ますのに、プラスチックの軸では風が弱いからですが、確かに水がついても大丈夫ですね。金毘羅さんの名産品なので、大きく丸に「金」と書いてあります。左手であおぎながら「まるきん左うちわ」と言って悦に入ってますが、別に儲かりはしていません。なぜタモの網が消えるのでしょうね。そういう知識は、書いておけば誰かの目に止まるかもしれませんね。

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  • 6月 9, 2019 at 06:03
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    ところ変われば柿の種類も変わりますね。私たちの故郷の渋柿はもっと長面で大きいです。柿の木も大木で大きな竹カゴをロープで吊るし、木に登って命綱をして長い竹竿の先を削って割った道具で小枝をはさんでクルっとねじり切り竿をスルスルと手元に戻し大きな竹カゴに入れます。籠がいっぱいになるとロープを緩めて下に降ろし、また新しいカゴを吊るして同じ作業をします。カゴが4~5個になると梯子にクルマを付けたような長い荷車に積んで引いて帰り、自宅の土間にある広い上がり框のムシロに広げます。その晩は家族総出で柿のヘタ取りと皮むき作業が始まります。学校から帰ると柿の山にウンザリしたものです。

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    • 6月 9, 2019 at 08:46
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      日本とどう違うのか考えながら見てましたが、これは形が球に近いですね。どちらにせよ大変な手間です。機械化できそうもないですし。高級品ですね、

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  • 6月 9, 2019 at 00:13
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    僕の育った北陸の田舎の村は柿と蕎麦の産地でした。幼い頃から夜なべして手伝わされた干し柿は得意中の得意で、囲炉裏に組んだ櫓に孟宗竹の竿に掛けた大量の柿をいぶして、天気の良い日は天日に干しての繰り返しの後、お湯で揉んでまた干しての繰り返しで黒柿が出来上がります。またストーブで温めた小屋干しの場合には赤柿が出来ます。黒柿のほうが高価ですが、最近では主に赤柿のほうが市場に出回っています。また剥いた皮は天日乾燥すると粉が吹いて甘いお菓子代わりになっておやつに食べていました。そんな渋柿も熟し過ぎると甘くて美味しいのでよく食べていました。食べ方はいろいろですが、中国の加工方法は樽に浸けて皮を敷いて居ますね。皮むきの道具が違いますし、もっと手早いです。九州辺りから柿を仕入れて近所の主婦に教えています。

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