瀬取りを見つけて、豊かな老後

以前、ネット上のサイトで北朝鮮の瀬取りを発見したという記事を読んだ。それが下記のサイトだ。
●marinetraffic.com
https://www.marinetraffic.com/en/ais/home/centerx:126.3/centery:35.9/zoom:7
世界中の船舶の船類、現在地、目的地などがひと目で分かる。また、瀬取り船を見つけるヒントもある。

●北朝鮮関連船舶による違法な洋上での物資の積替えの疑い(防衛省)
https://www.mod.go.jp/j/approach/defense/sedori/index.html
この文書で紹介されている船舶の番号を、上記のサイトで調べると、現在もなお活動しており、航海中のものもある。それらに今も違法な物資が積載されているとは言わないが、今にも怪しげな方角に針路をむけるのではないか、どこかの船と落ち合うのではないかと、ちょっとドキドキしてしまう。

●正義への報酬(米国務省)
https://rewardsforjustice.net/japanese/about-rfj/north_korea.html

北朝鮮による違法行為の情報に対し、最大500万ドル(5億4千万円)を提供するという、アメリカ政府のサイト。 聞くところでは、日本人の老後には2千万円の貯金が必要なようだが、正義への報酬があれば、豪邸を建てたお釣りだけで暮らしていけるだろう。

瀬取りと聞くと国際社会からの制裁が厳しくなり、追い詰められた挙げ句の行為のように思えるが、実際の違法な取引はちゃんと登記された会社が海運業者に発注して行われているという。そういう会社は産業見本市などにもぬけぬけと出展して、北の製品を展示していたりするらしい。瀬取りは、切羽詰まったというより、世界をなめてかかって雑なことをやりだしたということかもしれない。

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