数年前から、道路工事などの風景が変わった。真冬並みにモコモコに着込んだように見える人が目立つようになった。空調服である。初めて知ったときは、申し訳ないけれどジョークグッズのように感じたが、今では常識化している。そうなると不思議なもので、最初は暑苦しく見えたものが、涼しげでうらやましく思えてくる。価格的にもずいぶん手頃になり、いかに大量に普及しているかがわかる。さらに現場作業者以外でも、通勤、通学、ショッピングなど、夏のあらゆるシーンでできれば着たほうがいい服とみなされるかもしれない。そうなると、もはや空調服もアパレルの世界だ。
空調服はユニクロなどに押されて来た業界にとって、久方ぶりの追い風になるかもしれない。
「着こなし上手の空調服」「お呼ばれ、ハレの日の空調服」「すこやかベビー空調服」「冬こそ!空調服」「いま欲しい、エアロビューティな一着!」
そんな見出しであふれたファッション誌が目に浮かぶようだ。
飛ぶ勢いですね。協力過ぎて人間はもとより、体臭をも運び兼ねない所は心配ですね。子供の頃の夏は、シンプルに、せいぜいパンツとランニングシャツでしたね。
昔、帽子の中にファンを仕込む実用新案が紹介されてましたが、あくまで珍発明という受けとめ方でした。単純なアイデアなので、空調服も特許だけは昔からあったかもしれません。以前は気温30度など自分が経験することはないとおもっていましたね。
最近はファッションとしてのワーキングウェアも流行っていて、若い女性たちの間でも大きなポケット付き作業ズボン風のパンツルックや、米軍のミリタリールック風など様々ですね。スケボーやスノボーや流行りのブレイキングダンスなどのファッションもダブダブルックです。バブル時代からのボデコンでぴったぴたのファッションも健在でも有りますが、若者たちのファッションも幅広くなりました。空調服と言えば、何故か?私の手元にも空調服用の小型ファンがあります。二個セットで、小型携帯バッテリーにUSBでつないでスイッチを入れればファンが勢いよく回転します。私も昨日も現場に入りイベントの撤収作業を深夜までしましたが、残念ながら自家製空調服が完成しておらず、お蔭で汗をかきました。そこで考えたのが、ファン付きのクールビズファッションです。それは工事現場では無く、営業マンのスーツに仕込んだ空調スーツ゚です。夏でも営業マンや外勤の職業の方々にはスーツやジャケットは離せませんね。いくら暑いからと言ってもシャツをはだけての営業はできませんから移動時には畳んで腕に、お得意先との面会時には着込んでいます。夏用の薄手のジャケットにしては居ますが、空調スーツなら最高ですね。しかし私の試作品は未だ手付かずで
今年の夏に間に合うか?疑問です。むしろ温風仕様にもなれば冬の外歩きにも使えますね。冬は厚着しますから左程違和感はないかも知れません。
ワークマンなどには、作業服でも十分かっこいいのが揃っていますね。空調服ももっとファンが目立たないものが出てくるでしょう。逆にもっと強力なファンを4つつけて、人間ドローン化すればさらに涼しいでしょう。恐怖的な意味で。