肩こりとアキンボ

最近よく肩が凝る。本来は肩の凝らない体質だったので、けっこうつらい。昔、合気道に通っていたとき、師範から肩の関節技をかけられたことがあったが、相当力が入っても、全く痛くなかった。師範は「まれにこういう体質の人がいて、かかったフリをして油断させるので気をつけるように」と言い、私もいざというときはそれでいこうと思っていた。が、良いことばかりではなく、野球の遠投やスピードボールがうまく投げられなかった。多分肩が凝らないのも関係していたのだろう。

が、そんなささやかな長所も寄る年波には勝てず、凝るようになったのだが、慣れてない分辛い。原因を検索すると、加齢、運動不足、冷え、悪い姿勢、ショルダーバッグ、PCなど目の使いすぎなど、全部当てはまる。とりわけぶら下がった腕の重みが肩にかかり続けるのが悪いらしく、長時間立ってるだけで凝ってくる。いろいろな姿勢をとったり、ヨガの動画を試したりしたが、英語でアキンボと呼ばれるポーズだと長時間立っていても楽なことに気がついた。

両手を腰骨にあて左右に肘を張り、肩にかかる腕の重みをささえて、下から押し上げる。威張ってるように見えるので、日本人はあまりやらないポーズだが、背に腹は替えられない。とっつきづらく見られるかも知れないが、これを機に偏屈爺いキャラでいこうかな。

4 thoughts on “肩こりとアキンボ

  • 3月 30, 2024 at 11:41
    Permalink

    両手を使えていても肩こりですか?それでは私の事例は参考になりませんでしたね。他に何か効き目のある良い方法が見つかればいいですね。

    Reply
    • 3月 30, 2024 at 13:02
      Permalink

      良くないのは肩だけじゃないですね。先日は健診で貧血気味と言われました。高血圧なのに貧血?という気分です。

      Reply
  • 3月 30, 2024 at 06:21
    Permalink

    私も肩は凝らない方だと自負していたのですが、20年近くにもなりますが、急に凝り始めました。一番困ったのはパソコンでの作業が辛かった事です。そんな時ふと思い出したのが、プログラマーの人たちは左手マウスで右手を主入力にしていると言う事でした。プログラマーではありませんが試してみました。最初はぎこちなく大変でしたが、慣れると、入力にマウスを放しての両手入力の回数も減りました。右手は入力だけに専念して左手は殆どマウス専用で時々放しての作業は効率も良く、何よりも肩こりはすっかり無くなりました。それから、日常の手作業も工夫しました。先ず朝の米とぎなども左手を使ったり右手なら右回しばかりではなく逆回しなど、これまでの反対の運動を取り入れました。本来の利き腕の右や、当たり前に成っていた右回し運動も逆を取り入れた結果、最初の頃の作業速度は遅かったのですが、慣れてくればそこそこのスピードも出てきて何ら問題なくなりました。年齢的なもので筋肉の衰えなどが原因でしょうが、私の場合は「ギッチョ療法」(ギッチョ=左利き腕)でした。これも若い頃に子供を腕枕で添い寝し徹夜作業の疲れで長時間右腕の血行を停めていた結果シビれて右腕がダランとして上がらなくなり当時は手作業のデザインも出来ず左手に筆やペンを包帯で縛り付けてみたりと大変な目に遭い、今後仕事も出来なくなるかも知れないとの不安から、急に左手を利き手にしようと必死に訓練したものです。そして何故?これまで左手を頻繁に使わなかったのか?と後悔したものです。そんな時に思い出した当時噂の(謎の)名医で午後は北大病院の派遣医の佐藤外科に通いはじめましたが、まるで海軍将校のような細身に汚れた白衣で般若の形相の医者を訪ねました。平屋の質素な木造医院でした。受付は娘の怖い看護師で「どうしました!」まごまごして居ると「いつからですか?」と。考える暇も無く「自分で分からないんですか!」とまくしたてられました。狭い待合室の常連さんたちから『クスクス』と笑う声が漏れて来ました。診察室には年代物のホウロウの洗面器にクレゾール液が。名医はそこで手を洗うと、いきなり首のレントゲンを撮り、今度は座って居る背後に回ったかと思ったら首を強く引っ張り上げました。これにはビックリして「先生!腕が上がらないんですけど?」に問答無用と無言で訳が分からない治療も、数週間後には『君はもう治って居るのに度胸が無いから上がらないんだよ!』と「いいえ!未だ全く治っていません!もう来ませんから!」と喧嘩までして帰った途端に右腕が上がったので、さすが聞きしに勝る名医だなぁと初めて納得し、喧嘩ごしの捨て台詞を後悔し、二度と顔を出せなくなり、反省の意味で、こっそり沢山の知り合い患者を紹介しました。(もちろん怖い先生と怖い看護師の事前情報も伝えて)今は亡きあの板葺きの医院と名医との出会いと、その時の経験から、その後は他に名医の話も聞きませんから、今度は極力自分で治す事を心掛けた訳です。当時はゴルフのツアープロたちも来ていたらしいですから間違いなく名医でしたが残念です。

    Reply
    • 3月 30, 2024 at 08:09
      Permalink

      私はもともと両利きに近くて、左右入れ替えて箸も使えるし、汚いながら文字も書けました。右の文字も汚いので、それほど左右に差がなかったくらいでした。そのせいかずいぶん近年まで凝らなかったのですが・・・。私は病院嫌いですが、医者の言うことはよく聞きます。薬や注射ではなくプロの判断に対して金を払ってると思ってるくらいです。仕事でも、根拠は示せなくても自分の意見をプロの判断として受け入れられるとうれしいですから。今の医者は親切すぎ、患者のいうことを聞きすぎだと思います。少なくとも私には、「バカヤロウ、このままでは死んでしまうぞ!」というような医者のほうが合ってますね。

      Reply

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です