豚の体内で人間の臓器の培養に成功/中国

中国で、豚の胎児に移植した人間の細胞を、腎臓に育てることに成功した。将来、臓器移植を待つ患者への安定供給を目指すという。

中国で豚の胎児に人の細胞移植と聞くと、西遊記の八戒を思い出す。八戒は元は天界の天蓬元帥という軍人で、二枚目の伊達男だったが、美女の嫦娥にちょっかいを出して外界に落とされる。その時雌豚の体内に落ちてしまったので、あの姿で生まれてきた。その後仏門に帰依して「猪悟能」とういう法名を得る。孫悟空、沙悟浄と同じく「悟」の文字があるのが正式な法名で、「八戒」は、特に素行が悪かったので三蔵法師から特に8つの戒めを授けられたことからくるあだ名だ。
ちなみに「猪」は中国語では豚のことだが、日本では1930年まで八戒はイノシシと考えられていたらしく、江戸時代の黄表紙本などでは、毛だらけの姿で登場する。西遊記では、悟空は案外分別くさい常識人で、三蔵法師は頭が固く短気な頑固者なので、いろいろとやらかす八戒が一番人気だ。
ところで過去には八戒どころか十戒を授けられた人もいたそうで、多い分だけ人気者になったらしい。「百戒」が必要な自分もあやかりたいものである。

最先端の医療研究というのは、次々発表される割にはそれほど身近になってない気もするが、新しい希望があるのはいいことだ。
「最近お元気そうですなあ」
「実は牛製の胃にとりかえたんですよ。おかげで雑草を食べても生きて行けそうな気分です」
というように、重病もパーツ交換で気軽に直せる時代が来るかもしれない。赤いものを見て興奮するようになるかもしれないが。

脳みそを一番リニューアルしたい

4 thoughts on “豚の体内で人間の臓器の培養に成功/中国

  • 9月 28, 2023 at 07:41
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    考えてみれば新型コロナ菌も動物由来でしたね。人類も既に動物に支配され始めたのかも知れませんね。しかも目に見えない細菌兵器で知らず知らずの内に地球上の人間に自動的にしかもスピーディに感染拡大を実証した訳ですから、これが単なるテストケースだとしたら、今度は本格的な攻撃となれば、ひとたまりも無いですね。SDGsなどとバッジをつけて偽善顔の人も多いですが、『バクテリアは人を選ばず』ですからね。

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    • 9月 28, 2023 at 08:59
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      以前私は、百獣の王は人間だろうと思ったことがありましたが、ウィルスにもかないませんでしたね。コロナ以上に悪質な病原菌も、知られてないだけであると思いますが、そちらに気をつけていると、別な方向からとんでもない災厄が降りかかる。どうせそんなことの繰り返しでしょうから、居直るのもいいかもしれません。でも「コロナ?酷暑?上等、上等。どーんとかかってこい!」などと口にする勇気はないですね。

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  • 9月 27, 2023 at 10:49
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    動物の体内で人間の臓器が造れるなら、その逆も有りですかね。人間も含めて動物同士で助け合うなんて時代にも成り兼ねませんね。しかし人間と対等になると、これまで食用にされた家畜から逆襲されて人間も食べられ兼ねないですね。

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    • 9月 27, 2023 at 14:31
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      家畜は栄養や環境を考えて飼育されてますが、人間は野放しですからね。タバコや変なクスリを飲んでたり、ガンができてたりで、動物の作った食品衛生基準に通らないかもしれませんね。私はこの間コロナワクチン7回目を接種。食用にはおすすめできません。

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