香港のデモが一向に収束の気配を見せない中、臨時政府が宣言されたという。これは事態の解決というより、軍の出動の口実となりかねない危険を含んでいる。そんなことを考えながら、ふと、いつも香港の中継映像に登場する歩道橋はどこだろうと、Googleストリート・ビューを見て驚いた。

そこにはデモの様子が映し出されており、路上でスローガンを書いた看板を立て、テントを張って泊まり込む、無数のデモ参加者の姿があった。私はデモ参加者の目線から彼らの間を縫って歩き、また360度見渡すことができた。
ただしこれらは、撮影日を見るとどれも2014年の雨傘革命の時のもの。ちょっと気が抜けたと同時に、5年前から解決どころかエスカレートしている香港の問題の大きさを考えた。そして、こうやって世界中が現場を見ている中でなら、かつての天安門事件のように、軍の出動と鎮圧だけで終わらない可能性も高いと感じた。
マスクは催涙ガス対抗策なのでしょうが、もし、顔認識への対抗策なら、ピエロよろしく顔に直接メーキングは良いかも知れませんね。誰だか分かりませんからね。世界各国の国旗のメーキングは如何?ですか。世界が注目していると言う意味で。世界を巻き込むのが良いかも知れません。ただし中国国旗は有りませんから、制圧側は世界を相手に戦う事になりますね。
マスク禁止条例?陳腐すぎますね。インフルエンザでもマスク禁止なんですかね?。その目的はきっとデモ参加者の犯罪者としての顔認識でしょうね。取り締まる方も防護マスク禁止にすれば或る程度平等ですが。催涙ガスなど使えば、自分たちも被害者ですからね。
デモ隊が何か面白い対抗策をしてくれないかと期待してるんですよ。京劇の隈取を描くとか、みんなで着ぐるみを着るとか。一足早いハロウィン行列もいいですね。
かつての日本の学生運動でもそうだったのですが、対抗すべき相手を間違えているのではないでしょうか。体制に反対と言って警官と殴り合い殺しあうことや、中国政府に反対するはずが身近な警察官とやりあって拳銃で撃たれる。銃撃側も自分の身を守る一心でつい常時携行している銃を撃つ。これなら、血を流さず、むしろ無言の座り込みの方が効果的ではないでしょうか。エスカレートすればするほど軍部の思うつぼですからね。無抵抗、丸腰のデモ隊に何かを仕掛けるなら世界中の非難を一斉に浴びる事でしょう。
銃撃は失敗でしたね。香港は国際的な証券市場もあって、外国人にも関心の高い場所ですから、武力のあるほうが勝つというわけでもなさそうです。そのへんが歴史をリアルタイムで見るようで興味深い。面白がっていてはいけないかもしれませんが、興味本位で動画の再生数を上げてやるだけでも香港の助けになるような気がしています。