「挫折」の探究

哲学っぽくて大げさなタイトルだが、実は最近自分で考え出した画像検索を利用した遊びのこと。やり方は次の通り。

1.適当な単語をGoogle翻訳などで各国語に翻訳する。
2.出てきた、各国語の文字をコピー
3.画像検索でペーストして結果を見る

というだけのものだが、国民性や文化の違いだろうか、同じ言葉で微妙な表現の違いがあって面白い。最初に「挫折」という単語で試したので、この遊びの名前にしている。ちなみに「挫折」という単語で出てきた各国の画像は次のような感じだった。世界の多様さの一方で、地域ごとの統一感も感じられて、下手な比較文化論より面白い。

英語 オーバーに頭をかかえこむポーズ。予想通りのアメリカンな絵柄
アラビア語 モノトーンっぽく、静かで詩的な画面が多い
ウクライナ語 見知らぬアニメの画像。そういうタイトルの作品が流行ってるのだろう
イタリア語 文中の1カットではなく、文章込みでデザイン作品として仕上げてある画像が多い
ヒンディー語 地面や床に体育座りで、頭を抱え込んでいる人物が非常に多い
韓国語 欧米人が頭を抱えるポーズをとっている。韓国人がほぼ登場しない。
ポルトガル語(ブラジルなど)ポーズや表現が多様で、傾向を一括りにできないが、頭を抱えたポースはある
日本語 なぜか男ばかりだった。頭を抱えたものもあるが表現は割と多彩。妙に説得力を感じるものが多いのは、自分の中の国民性に訴えるところがあるのだと思う
中国語 簡体字にしても日本と同じ文字なので、全く同じ画像が並んでしまった。同じ漢字でも、文字コードは違うと思っていたのだが。ちょっとおどろいた。

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