市場の近くで育ったせいか、動画のおすすめで海外のバザールや露店があるとつい見てしまう。生鮮食品がパッケージではなく山積みにされ、道路か店内かわからないような場所で料理を作って出す。私のまわりでは都市計画や観光化で消えてしてしまった、何もかも懐かしい光景だ。同じような動画は大量にあり、国が違うと風景も商品も違って飽きずに見てられる。

この動画もそんなひとつだったが、見ているうちに何か違和感を感じ始めた。で、よく考えると出てくるのはコックも下働きも、客や通行者でさえ男性ばかりなのだ。タイトルを確かめるとアフガニスタンの光景だという。そこでChatGPTにそのことをたずねてみた。そのセッションを、下記のバナーからダウンロードできるようにした。
女性の外出や教育まで禁止されていることは薄々知ってはいて、虐待などもあることが察せられるが、刺激的な出来事はそれだけで何かを知った気になりがちなので、あえて追求しなかった。それより、元教師や男である父親が娘に密かに教育を施していることを知れたのが良かった。また、2002年に国際社会の後ろ盾で大統領に就任したカルザイ氏も、政権から離れた今もバシュトゥーン人の代表として一定の影響力を持っており、女性教育の再開をめざしてタリバーン政権と交渉を続けている。
感動的な出来事はしばしば悲惨な環境の中で生まれる。皮肉なことだが希望でもある。


女性の議員や会社役員を増やす時代に?女性を弾圧すると言う事は?女性がリーダーにならぬよう警戒しているのでしょうか。つまり、裏を返せば女性の実力を認めているとも取れますね。外に出るな、学校へは行くな、ファッションやお洒落をするなと、女性の行動や権利を奪えば、女性の分まで男性が働く事になりますから、この映像からも分かりますが男性も大変でしょうね。
女性の服装も、イスラム革命以前はミニスカ、サングラスと、伝統衣装が混在した国だったはずです。「原理主義」といえば根本精神に立ち返ったように聞こえますが、日本で言えば、現代のビジネスマンが日本古来のちょんまげと裃を強制されるようなものでしょう。経済も文化も蝕むカルトですね。