完璧なチューナー

新年早々、非常に良いものが届いた。バイオリン専門の電子チューナーである。(図上)ブログ上では先日、チューナーの話を書いたばかりだが、今までのもの(図下)は、クリップ部分が小さく、バイオリンのヘッドのぐるぐるに挟んでも、中途半端に挟まったような状態で、楽器を振った時にパチンと何処かへ飛んでいったりした。とはいえ、電子チューナーはどれも大体こんな形か、もしくは据え置き型しかなかった。
が、バイオリンは立って演奏するので、据え置き型は置き場所に困る。また、クリップ型は飛んで行くたびに、追いかけていって拾うのだが、既に左手にバイオリン、右手に弓を持っている。プロの演奏者は、よく顎に楽器をはさんだまま手を離したりするが、それも悪い予感がする。で、汚い演奏の合間に、汚い言葉が交じることになる。

だが上の図を見れば分かる通り、新チューナーはぐるぐるをしっかり抱え込むので、ちょっとやそっとでは外れない。ネットで調べてみると、他の会社では同様のものはでていないようだ。これは大したことで、大概の商品は、パテントがあろうがなかろうが、検索すると必ずコピー商品やパチもんが出て来る。大手ショッピングサイトで、本家をさしおいてヒット商品になってることも珍しくないというのに。もしかしたら、バイオリニストから総スカンを食らってるのかも知れないが。

いずれにせよ、格好を気にかけないパワー初心者には、うってつけの品だ。これで、演奏中に出すのは汚い音だけで済む。

チューナーとテープ

先日,びっくりするようなものを見た.プロのギタープレイヤーが,ヘッドの部分にチューナーをつけたまま,ステージで演奏していたのだ.ああ、それアリなんだと,感心した.自分もそうしているからだ.
もちろんギターとバイオリンは違い,バイオリンでそんなことをしている人はいない.ギタリストは,演奏の合間に調律のずれを修正するのに使うのだろうが,私の場合は弾いてる最中でも,出した音が正しかったかどうか,チラ見で確認するのに使ってる.正しいと思って出してる音がズレてるのはしょっちゅうだから,もしチューナーがなければ修正のしようもない.

ギターにチューナーをつけっぱなしにすることがどう捉えられているのか,検索してみると賛否両論のようだった.ということはどちらでもいい=やってもいいということである.バイオリンでそんな論議は起こっていないようだが,もしも自分が人前で演奏することがあったら,つけっぱなしにすることに決めた.恥ずかしいなどというのは,もう少しマシな演奏の出来る人の言うことだ.

恥ずかしいと言えば,初心者はバイオリンのネックにテープを貼って,押さえ位置を覚える.このことを検索したら,貼るかどうかでも論議が分かれているようだった.だがネットには,もちろんプロではないが,貼ったまま演奏している動画もある.これもまた見習うことにした.変な見栄や意地にこだわらず,どんなズルでも平気でできるというのも,歳を取った効用である.

次回「ジャイアントロボとワルシャワ国立フィルハーモニー管弦楽団」(1/23公開予定)
乞うご期待!

RSS

これは、いまさらこのブログで取り上げる必要があるかどうか悩むところだが、知らない方のために、ということで。RSSとは、サイトの更新お知らせ機能である。不定期に更新するサイトを購読している場合、1カ所ならお気に入りから見に行けば済むが、何カ所もチェックしていると、無駄足がけっこう大きい。しかもサイトごとにデザインが違うので、訪問しても更新したかどうか見過ごす場合もある。それを防ぐのがRSSだ。

本ブログの右側、メニューの下のほうに「投稿のRSS」というリンクがあるので、そこをクリックしてみてほしい。記号だらけで読みにくいが、よく見るとブログ記事のタイトルと本文の一部が書いてある。本サイトでは、記事が更新されるたびにタイトルと本文の一部をお知らせしていて、それをRSSという。登録したサイトのRSSを一括して拾い上げるのがRSSリーダーだ。

RSSリーダーには何種類もあって機能もさまざまだが、Google Chromeの代表的な拡張機能「FEEDLY MINI」の場合は、ブラウザのボタンを押すと、登録してあるサイトのRSSを読み込んで、未読のものだけを一覧表示する。更新された記事は元サイトまで行かずに、RSSリーダーの画面で読んでしまうこともできる。レイアウトの違うサイトの記事も、見出し、メイン写真、本文と、同じスタイルに並べて一読むことができるので効率的だ。

FACEBOOKなどのSNSには同様の機能がついているが、それらをやってない人や、対応してないサイトの更新をチェックするには、RSSのほうが便利だ。あくまで自己責任ではあるが、Chromeの拡張機能一覧からすぐにインストールできると思うので、試してほしい。