こんなネットの記事を読んだ。
エアコンの効いた部屋で、気分が悪くなったので病院へ行ったら、熱中症で脱水症状だと言われた。紅茶を十分飲んでいたはずだというと、カフェインには利尿作用があるから意味がないと言われたという。
危ない危ない、自分も似たようなことをやってた。冷やした緑茶を飲んでいた。血圧が高いと利尿作用のあるものは、とにかく体に良いと思ってしまう。また、利尿作用を甘く見ていた。飲んだ水分がご破算になってしまうほどだとは思わなかったのだ。

こんなネットの記事を読んだ。
エアコンの効いた部屋で、気分が悪くなったので病院へ行ったら、熱中症で脱水症状だと言われた。紅茶を十分飲んでいたはずだというと、カフェインには利尿作用があるから意味がないと言われたという。
危ない危ない、自分も似たようなことをやってた。冷やした緑茶を飲んでいた。血圧が高いと利尿作用のあるものは、とにかく体に良いと思ってしまう。また、利尿作用を甘く見ていた。飲んだ水分がご破算になってしまうほどだとは思わなかったのだ。
監督は「バック・トゥ・ザ・フューチャー」のロバート・ゼメキス、主演は「マルコムX」のデンゼル・ワシントン。
いきなりあらすじで恐縮だが、アメリカ国内線の機長、ウィトカー(ワシントン)は、海軍上がりで腕は良いが、アルコール中毒でしかもコカインの常習者。その日は、突然機体の故障で操縦不能になるが、奇跡的な技術で回避し、わずか数名の犠牲者だけで済ませた。機長は英雄として脚光を浴びる一方、当日の行動への疑惑も深まり...。
この作品のテーマは「嘘」である。悲しいかな我々自身も仕事で、あるいは家庭生活で、時々嘘をつく。嘘をついておけば丸く収まることも少なくないし、周囲からそれを期待されることもある。ウィトカーの場合も、会社の雇った優秀な弁護士が、事故調査委員会での査問が、ごく形式的なもので済むように根回ししていた。そういう手配をした同僚・上司は、同時に友人でもある。彼がちょっとした嘘をつくだけで、自分だけでなく、多くの人が助かる。大人ならそういう時は、良心の呵責をぐっと飲み込んで嘘をつき通すところだ。が、たったひとつ、最後の最後に小さな嘘をつくことができずに...。
これは、ドラマであれ映画であれ、日本では絶対に作れない作品だ。旅客機の機長がアル中&ジャンキーというだけでも、どこからか待ったがかかる。しかも事故後に保身のために駆け回り、暴力や暴言で知人や家族からも見放されるような主人公は、日本では絶対共感を得られない。実際日本公開時も、普通の航空サスペンスであるかのように広告され、アル中と薬物には一切触れられなかった。ちょっとフェアではないが、それもまた誰かの、仕事のための小さな嘘かもしれない。
6月17日、伊豆半島沖で米イージス艦「USSフィッツジェラルド」とフィリピンのコンテナ船が衝突し、船と人に大きな被害が出た。これにより映画「バトルシップ(2012年アメリカ)」のTV放映が中止された。ということで、この作品を観ることにした。
ストーリーはこうだ。海上自衛隊と米海軍が、真珠湾で合同演習中に宇宙からの侵略者が出現し、イージス艦を次々破壊する。多くの艦を失い、生き残った日米2人の艦長は、記念碑として停泊させてある第二次大戦中の戦艦「ミズーリ」を、祝典に参加中の古参兵とともに動かし、敵宇宙船を破壊する。「真珠湾」「ミズーリ」といった、日米両国にとって大戦のシンボルが健康的に登場する作品だったが、前半では宇宙人の攻撃で、イージス艦があっけなくやられるシーンが印象的だった。衝突事故の写真を見ても、それと同じような意外なもろさを感じた。
さて、そもそも見晴らしの良い海の上で、相当大きな図体の船同士が避けられなかったのか、見てなかったのかと思うかもしれない。昔、小樽港内でお客さんのクルーザーを操縦させてもらった。免許者がいれば、操縦を代わっても良いのだと言う。波も穏やかな港内で、素人でもクルーザーを自由自在に操れたが、着岸は素人には任せられないという。
船は速度が遅くなると、どんなに舵を切っても方向が変わらない。その状態では、船体に比べてごく小さな舵をどう動かしたところで、何の影響もない。スピードが足りなければ岸に届かないし、出しすぎればどんなにゆっくりした速度でも、船の重量がかかっているので、岸と接触すれば船体がじわじわと押しつぶされる。逆に、舵を利かそうと速度を上げると、それだけ岸なり他の船に近づいてしまう。そんなことで、どう操船してもぶつかってしまう位置関係というのは、かなり離れた場所で決まってしまうのだ。
その時相手が肉眼でもレーダーでも見えにくい、ステルス性のある軍艦だったら。日本でも「あたご」が漁船と衝突事故を起こしている。さらにテロの心配もある。北の暴挙にさらされている今だからなおさら、文字通り盾となってくれるはずのイージス艦の弱さが気になった。
