コロナウィルスとは何か&あなたは何をなすべきか

北海道の非常事態宣言は解除されたが、東京などはむしろこれからが心配なくらいであり、北海道も油断はできない。これはドイツの Kurzgesagt (要するに)という映像制作集団の作品で、コロナウィルスとその対策などについて、わかりやすく説明している。医療関係者から教えられたものなので、ここで紹介したい。
※日本語字幕も出るはず

続いては、絶賛売り切れ中のマスクを手作りする方法。気休めだという人もいるが、マスクなしで、目の前で大きなくしゃみをされて飛沫が顔にかかったら...そのままそっと洗面所に行って水と石鹸で洗えばセーフかもしれないが、思わず手で拭えばそこでアウトだ。やはりマスクはあったほうがいい。

そしてマスクと並んで売り切れ状態なのが消毒用アルコール。ガソリンの代用にもなるようだ。北海道大停電の際は、ガソリンスタンドも車が並んでいた。エンジンをかけて電気をとった人もいた。こんなに重要なアルコールをDIYするんだから、密造酒にはならないとか?

Brave

Brave

時代によって人気のブラウザは変わる。多くの人が使うブラウザは、多様なニーズに対応するため機能が増え、どうしても動作が重くなっていく。すると動作の速さを売り物にした新しいブラウザが取って代わる。ブラウザの歴史は、これの繰り返しだ。今はGoogleChromeが人気だが、当初はこれも動作の速さが人気で、InternetExplororに取って代わったが、今は流石に動作が重くなってきた。ここに来て注目を浴びているのがBraveだ。
https://brave.com/ja/

Braveの特長もスピード、特にデフォルトで広告を表示しないようになっているため、動作が早い。また、プライバシー保護のため、ネットの閲覧状況を追跡しない。追跡のための仕組みもないのでその分も早い。また、表示中のサイトがどれくらいプライバシーを保護しているかアイコンで評価していて、当然Googleトップページは最低ランクの「D」だ。

さらにBraveでは、広告を表示しないモードのほかに、もともとあった広告スペースにBraveが選んだ別の広告を表示するモードがある。このモードを使うと、見た広告の量に応じてユーザーにウェブマネーが支払われる。
この思い切ったやり方が、法律やモラルに反しないか論議を呼んでいるが、法律がないのでやったもの勝ちだ。プライバシーが守られるだけ、モラル的にも既存のブラウザよりマシとも言える。

また、どれくらいのお金になるかというと、数ヶ月使ってみて0.2ドルほどだった。しかもドルとは言っても現実社会の決済には使えず、気に入ったサイトへの評価として支払われる。普及すれば、クリエイターが自分のサイトから直接収入を得る道になるかも知れない。また、ウェブマネーの元になっている「ブロックチェーン」は、これからますます重要になる技術だが、ちょっととっつきづらい。気軽に体験してみるのにも良いかも知れない。

※予約投稿のミスで、早まって表示してしまった。書き溜めも大変なので、あらためて予定日に公開。一度見たという方はスルーで。

李子柒 / シリーズ再開 / 藍染1.2

中断していた李子柒の新作がアップされていた。今回2回に分けて藍染を紹介している。

昨年夏に藍の種を播き、秋に葉を収穫。水につけて発酵させ、濾したものに石灰を入れてよく撹拌すると、緑色の水が青く変わる。これを発酵させたらペースト状の沈殿物を保管する。

染色作業は翌年春。藍のペーストを水で伸ばして甘酒の上澄みと木灰を溶いた水を加えて、一週間程度保温して寝かせる。一方で、木綿の布を湯がいてのりを抜いておく。柿渋を塗った紙を切り抜いて型紙を作ったら、布の上に置いて糊を置き、藍で染めない部分で模様を描く。もう一枚の布には蜜蝋を溶かして筆で自由に図案を描く。ろうけつ染めである。糊や蝋を落として煮沸し、水で晒すと藍染の出来上がりだ。

こうしてできた本藍の風合いは格別である。私は浅草で藍染の印半纏を作ってもらっていたが、動画の糊置きの染め方は江戸小紋と同じだ。ただし半纏の場合は最後の余分な藍を洗い落とさないのが本式なので、そのまま着ると下着も体も真っ青になってしまう。早く着たいのを我慢してタンスで1年ほど寝かすと、藍が落ち着いて黒に近い色になり、色落ちしにくくなる。それでも青くなるのだが。

さて、中国ではコロナの蔓延が止まったようなので、おそらく李子柒も無事復帰したのだと思う。時期的に言えばこの動画は、隔離期間を挟んで作られたことになる。本人もさることながら、おばあさんが登場していたのが一安心である。パパラッチ対策で引っ越ししたとも言われているが、なんとなくこれまでとは違う家のような気もする。