最近特に、ブログのカテゴリー管理の重要さを感じる。本サイトのGoogle Analyticsでも、上位にランクされているのは記事そのものではなく、「カテゴリー名」だ。来場者がアクセスしてくれる理由はそれぞれだろうが、少なくとも記事のテーマに興味があったからで、同じテーマにも関心がある場合も多いだろう。そんなときに同様のテーマの記事へ読者を誘導してくれるのがカテゴリーだ。
当然ながらカテゴリー化するには、まとまった数の記事が必要だ。ブログの開設直後はその効果がピンと来ないので、サブタイトルのようなつもりでつけてしまうことも多いだろうし、ある程度続けてきたブログでも「未分類」カテゴリーが一番多いこともある。ところがなんとなく未分類にしてしまった記事でも、よく考えればちゃんとしたカテゴリーに含まれる内容であることが多い。同じ人物が書いているのだから当然だ。
当サイトでは、たまたま来場者の多かった記事に対して、カテゴリーを立てるだけでなく、カテゴリー専用バナーを記事の末尾に設置している。タイトルの直下にも小さいカテゴリー表示はあるが、あえてやってみたのだが、今来場者の多いのはすべてこのバナーを設置した記事だ。
カテゴリーが未分類のままだと、せっかく巡回してくれたかもしれない読者を、その記事だけで帰してしまう。これは勿体ない話だ。専用のバナーをつけるだけでなく、未分類カテゴリーにした旧記事に、新たにカテゴリーを立てていくのも有効だ。時事ネタや極端なプライベートでなければ、大げさな話題でなくてもカテゴリーにまとめてあるだけでそれなりに表示回数が上がる。過去の遺産を再利用するわけで、新たな記事を書くよりも労力がすくない。
上手なカテゴリー化については目下研究中で、投稿とはまた違った難しさがある。本の編集作業のようなもので、作家の数に比べると編集者は極端に少なく、アマチュアの編集者というのもあまり聞かない。そのへんが編集という作業を表していると思う。なお、WORDPRESSでは、いつのまにカプラグインなしで記事に「タグ」をつけられるようになっていた。カテゴリーとどう使い分けるかが妙味だろう。
