パナマ運河の水量が不足し、世界的な流通に影響が出ているというニュースを見て、ChatGPTとセッションしてみた。
ご存知のようにパナマ運河は、真ん中の標高の高い場所にある湖を経由し、水路をいくつもの水門で区切って水の出し入れをしながら船を通している。運河の水量はこの湖に注ぐ河川や雨で賄われている。
すでにさまざまな対策が寝られていると思うが、私はセッションで、「廃船を湖まで曳航してきて浮かべ、水面を覆って水蒸気の蒸発を防ぐ案を考えた。もちろん覆い尽くすのではなく、蒸発防止の一部を一部を担うのが狙いだが。
これに対してChatGPTは、蒸発防止を考えるのは非常に重要。廃船をつかうことでコスト面も少なくて済むのが良いとのこと。あとは環境への影響や廃船の管理のコストだが、パナマ運河の管理当局への連絡をとってみてはと言われ、当局の名称と連絡窓口のアドレス、さらに英文の文面まで教えてくれた。
後は送信するだけ。ナイスアイデアだなどとは思わないが、大問題を抱える人々の仕事を、地球の裏側の老人が注目していると伝えられるだけでも値打ちがある。これは久しぶりに迷った。良いことづくしで、なぜためらっているのかもわからないが、返信でももらったら有頂天だと思う。
そうこうするうちに、トランプ氏がパナマにちょっかいを出してきて、さらにためらいが強くなり、今も送信は保留中。だが、世界的、歴史的な施設の世界経済を揺るがしかねない問題に、多少なりとも関わろうとしたところ、巨大な政治力によって水をさされてしまったということでもある。う~む、なんという時代。
