アクション映画の醍醐味

映画映画を選ぶ時は、映画でしか見られない光景やシーンがあるかどうかで判断している。なのでアクション映画、SF、スペクタクルを見ることが多い。とりわけアクション映画は、結局のところ主人公が悪役をぶっ飛ばすカタルシスが売りなので、二番煎じは通用しない。主人公が絶体絶命のシチュエーションから思いもよらない手で反撃して勝たなければならない。

制作に携わるのはプロ中のプロだ。格闘技はもちろん、車の運転、火や爆発物、水中やスカイダイビングなどそれぞれの専門家がいて、法律や表現上の規制、撮影方法まで含めて常に新しいシーンを考え続けている。さしずめスマホやドローンなど、新しい技術が登場するごとに、それを使ってどう悪役をぶっとばすかアイデアを凝らしているのだろう。年寄りがちゃぶ台でもそもそしゃべるだけというのとはわけが違う。
観客もまたそこを読み取って評価する「通」ぞろいだ。現実とフィクションを区別できることはもちろんだが、作品の背景にある政治、経済、社会の変化に対する制作者のメッセージやジョークまでをも味わい尽くす。アクション映画の鑑賞は、まさに制作者と観客による高度な知のバトルなのだ。

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