Frank Loesser'(1910-1969), Jimmy McHugh(1984-1969)の作品。知らない曲なのだが、いかにもモダンジャズという演奏ぶりに、懐かしささえ感じる。歌は、前回も登場したSAMARA JOY。

歌手がアドリブも歌う。スキャットだったり、歌詞があったりスタイルの違いはあるが、いずれもエラ・フィッツジェラルドやサラ・ヴォーンが切り開いたスタイルで、原曲が発表された頃にはなかったやりかただ。聞き手にとっては歌手の魅力をいろいろな角度から味わえるが、歌う方には相応の技術が求められる。やはり若い人が軽々とこなしているのを聞くと驚きを感じる。