4月1日はエイプリルフール。毎年ウソ記事を投稿しているが、翌日もトップに表示されたままでは困るので、本稿を投稿した。
さて今年のエイプリル・フール記事は、プリゴジンである。母子家庭に生まれ、10代で窃盗、強盗、詐欺、未成年者への犯罪勧誘などで12年の懲役刑を受け、服役中の9年間に通信制の大学で化学と薬学の修士を取得。出所後はホットドッグ店や食料製造業を成功させ、民間軍事請負業「ワグネル」を立ち上げた。
非正規軍ならではの水面下の活動を続けてきたワグネルが表舞台に登場したのは、2022年のウクライナ侵略から。その後の動きはネット等で見た通りだ。
知力、暴力、財力、軍事力を手にし、最高権力を目指して首都へ行軍。迷走と海外逃走の果ての裏切りによる謀殺。21世紀のこととは思えない芝居じみた一生である。死語だろうが「男のロマン」を感じないではない。