伝統の技はコロナにも負けず

2月8日から江戸東京博物館で開催されていた 「江戸ものづくり列伝-ニッポンの美は職人の技と心に宿る-」展は、新型コロナウィルス感染拡大防止のため2月29日から3月16日まで休止している。が、3月10日、ニコニコ動画上で特別展として中継番組が公開された。

江戸時代の極小工芸品やトリックアートなど、職人の技と遊び心にあふれた工芸品の並ぶ館内では、学芸員が1点ずつ見どころを解説。動画サイトならではの時間にしばられないゆったりした雰囲気の中、時折再開後の来場をPRするなど、トークも自由で肩の力が抜けていたのが良かった。動画は実物には及ばないものの、現地まで行けない人にも思わぬプレゼントになった。

納豆とデマ

スーパーで、「納豆が品不足で…」という表示があった。商品そのものはあったが、納豆がウィルスに効くという話でもあるのかと検索してみると、実際そういうデマが流れているらしい。そういえば、北海道大停電の際も納豆が売り切れた。日本人は、困ったときには納豆頼みの民族なのだろうか?そこまで大きなものを期待されたら、さぞかし納豆メーカーも重圧だろう。

ところで、デマ、流言飛語の話を聞くと、なんだかウズウズしてくる。何かもっと洒落っ気のあるデマはないのかと思う。例えば
「今、酒屋でワインを買うと、アルコールがついてくるらしい」
というような...。

コロナウィルスに関して、デマと確認されているものの一覧はこちら
チェック済み情報まとめ

弦を張り替える

バイオリンの弦を一新した。本当はもっと頻繁に張り替えないといけないらしいのだが、一旦治まった弦は、調律しなくても音程が狂わないので、面倒がって放置してきた。
ebayで、アメリカ製のフィドル用のスチール弦をみつけたので、換えてみたくなったのだ。価格は4本で千円ほどで、もちろん高級品ではない。だが日本でこの価格だと最低ランクだが、ebayでは、これより安いものもたくさんあった。また、フィドル用と銘打ったものは日本にはない。

これまでのはスチール弦で、4本とも針金状だったが、今回のは低いほうの2弦に、ギターのような細線が巻きつけてある。芯はスチールだと思うが、巻いてあるのは白い線なので、樹脂かもしれない。この糸巻き線の弾き心地はそれまでとはだいぶ違って、押さえた時に横滑りがしにくい。ゴマかしがききにくい分、指先をしっかり受け止めてくれる感じがする。音色は明るさと強さがでて良くなったと思う。各弦が音程が違っても均質な音色が出るようになった気がする。単に前のが劣化していただけかもしれないが。

弦の張替えとなるとやっかいなのは調律だ。バイオリンの糸巻きは木の穴に木の棒を差し込んであるだけなので、力を込めて押し込みつつ回さなければならない。それも角度にすれば1度もないくらい微妙な回転だ。行き過ぎ、戻り過ぎをいやになるくらい繰り返し、まぐれでうまく合うのを待つ。何度やっても慣れたり熟練しそうにもない、徒労感のつきまとう作業だ。

弦にファインチューナーという微調整装置を取り付けることもできるが、一般的には一番高いE弦にしかつけない。すべての弦につけると便利なのだが、いかにも初心者用の廉価版楽器に見えるので、自分も格好つけてE弦だけにしている。調律にくたびれてきて、こりゃ次回から全弦にファインチューナーをとりつけようか、と癇癪を起しかけた頃になぜかぴたっと調律が決まる。

思い起こせば最初に調律をしたときは、音程が上がった下がったでハラハラドキドキで、ぴたっと決まったときにはちょっと感動したものだ。それが今は、面倒だからさっさと済ませたいとしか感じない。うまくなったわけでもないのに初心は忘れ、熟練ではなく悪びれただけである。自分はなんて人間的なんだろうと思う。

送り主の住所をストリートビューで見たら、高架下の鉄材置き場(?)