ボザノバとサンバの練習法動画

バイオリンなどの擦弦楽器による、ボサノヴァの指導動画である。演奏しているChristian Howes氏は、バークレー音楽院のポピュラーバイオリンの先生だ。ネットでの指導に熱心で、私も何冊かテキストを買い、動画で勉強させてもらっている。バークレー音楽院といえば、渡辺貞夫以降、多くの日本人ジャズメンが留学した、ジャズの聖地である。Howes氏は、さらにSKYPEにより個人レッスンも受け付けているが、流石に恐れ多いので受けたことはない。

この動画では興味深い装置を使っている。足元のループペダルで演奏中の音を適宜切り取ってループ再生させ、その上に次々と新しいフレーズを積み重ねて、複数のパートからなる伴奏部を即興で作り上げている。現代ならではの、音楽の楽しみ方だと思う。

また、英語の説明なのでわかりにくいが、ボサノバやサンバの、異なる楽器のパートを声と手拍子で合わせる練習法を紹介している。もちろんパートごとに違うリズムなので、簡単にはできないが、非常に力のつくトレーニング法だ。

音痴

世の中に、真の音痴という人はいないのではないかと思う。歌の下手な人はいるが、音楽が好きで良く聞いてる人は多い。そういう人も、石川さゆりとサッチモを、ちゃんと聞き分けられているはずだ。だから自称音痴の人も、頭の中では正確な音楽が鳴り響いていて、単に歌う訓練ができてないだけだと思う。もし、自分の歌うひどい歌と同じようなものが聞こえているなら、そんな曲は好きにならないだろう。上手い下手は、音感やリズム感というより、練習量の違いだけ。それもきちんと習わなくても、カラオケや日常の鼻歌程度でそこそこうまくなるのではないだろうか。

楽器の演奏も似たようなもので、プロになるならともかく、自己流でも自分で満足がいくレベルまではいけるんじゃないか、そうならいいなと思っている。歌で言えば、カラオケで場をぶちこわしにせず、社交辞令の拍手をもらえるレベルだ。むしろ、なんとか先生に何年習ったという、妙に本格的なキラキラ星を聞かされても、周囲が困るだろう。
途中つっえようが、テンポを外そうが、勢いと愛嬌で押し通し、手拍子でももらってしゃにむに盛り上げる。そんな訳あり商品のような演奏ができれば十分だと思ってる。

これは悪質!楽天市場の注文確認メールを装う詐欺メールが届く

注文した覚えのない、楽天からの「注文内容ご確認(自動配信メール)」が届いた。
(楽天による詳しい説明や対処法はこちら)
https://ichiba.faq.rakuten.co.jp/app/answers/detail/a_id/44501/session/L2F2LzEvdGltZS8xNTI0MjA3MDUyL3NpZC92VTRRZURLbg%3D%3D
見た目は正式のものとそっくりで、下段に
「こちらの注文に覚えがない場合は、他の方が誤ってあなたのメールアドレスで注文した可能性があります。
その場合は、大変お手数ですが、上記ショップならびに楽天市場までお知らせください。」とある。このURLをクリックすると、楽天とは全く関係のないサイトに飛ばされる。今回は油断してたので、あやうくひっかかるところだった。

狙いは注文した覚えのないメールで動揺させ、問い合わせ先などにアクセスさせること。今回は宛先は私自身のメールアドレスだが、商品も、届け先も全く覚えがなかった。ついメール内の問い合わせ先をクリックしたくなるが、別途ブラウザから楽天にアクセスしてお知らせをチェックすると、まさに上記のような注意書きがあった。リンク先のドメインは取得したばかりのものであり、リンク先はJavaScriptファイルになっている。何かを仕込まれる可能性大である。

ハーレム式ジャズ練習法

その昔、ハーレム式ジャズ練習法というのを聞いたことがある。ニューヨークの黒人街ハーレムの子どもたちのジャズ練習法で、楽譜を使わずに何人かそれぞれ自分の楽器を持ち寄って、まずブルースコードの根音だけ一緒に鳴らす。Cのコードなら「ド」、Gなら「ソ」という具合だ。「ドー、ドー、ドー、ファー、ファー、ドー、ドー...」とやってると、そのうちハーモニーを試したり、おかずを入れたくなって、だんだんセッション風になっていく。そうやって、拙いなりに音のせめぎあいを経験し、コードやブルースフィーリングを身につけていく。楽譜も理論もなしだが、多分いちばん手っ取り早くジャズの基本を体得する方法だ。


ただし現在はyoutubeで「play along」と検索すると、メロディなしの伴奏部の音源がいくつも見つかる。ブルースだけでも12の調それぞれのメジャーとマイナー、スローなものからアップテンポなものまで、網羅されている。良い時代になったものだと思う。