目を瞑って弾いてみる

スティービー・ワンダーやレイ・チャールズなど、ピアノやキーボードには、優れた盲目のアーティストが存在する。バイオリンはどうかわからないが、試してみることにした。音程もめちゃくちゃで、隣の弦を弾いてしまって雑音だらけになるだろうと予測していたら、思ったよりも上手くできた。チューナーが見られないので正確なところはわからないものの、音程もそれほど狂ってないような気がする。隣の弦との角度も案外身についていたようで、引っ掛けることも少ない。これなら、絶えずチューナーや弓の角度をキョロキョロ見ながらより、ずっと集中できて良い。

と悦に入っていたら、キーキーというイヤな音に変わってきた。目を開けると、弓の角度が曲がって、ブリッジに近い部分で弾いていた。要は右手の弓の持ち方がきちんとできていないため、ずれていったらしい。やはり目を瞑ってもできる、という具合にはいかなかったが、きちんとできてない部分がわかっただけ試した価値はあったと思う。

ビギン・ザ・ビギン

コール・ポーター(1891-1964)の名曲を、我がネット上の師Christian Howes氏と、ジャズギターのレス・ポールで。タイトルの「begin the beguin」は昔から知ってはいたものの、意味がわからなかったので自動翻訳にかけると「乞食をはじめよう」となってしまった。

この優雅なメロディが、そんな意識の低いタイトルのわけがないとよく調べると、beguinはカリビアンミュージックのリズム名だった。そういえばそんなのがあったような気がする。社交ダンスなどではポピュラーだったはずだ。ひと安心。
演奏はビギンのリズムで始まり、サビの部分でフォー・ビートに変わる。これがビギンだよと教えてくれてるような、ためになる動画だ。

さて、パブリックドメインの名曲を順番に取り上げて、ブログのカテゴリーとして立ててきたが、ここに来て有名なものや好きな曲が出尽くしてきた。もともとは有名で気に入ってる曲なら、最初から頭に入っているのでバイオリンの練習にも好都合だろうと思って集めたものだ。同じ曲でも、バイオリンの模範演奏になるものや、面白いプレイヤーによる演奏、変わった演出のもの、しかもできるだけ違う作曲家や違うプレイヤーの動画を選んできたが、それも限度がある。作曲者で言えば今回のコール・ポーターは三度目の登場だ。
古い曲というだけなら民謡や賛美歌など、まだまだいくらでもあるが、自分が知らない、思い入れのない曲を紹介しても仕方がない。これからは同じ作曲家の作品も増えてくるかもしれないなあと思っている。

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WordPress 5.01

wordpressが5.01にバージョンアップした。今回はエディター画面が大きく変更になったが、環境によっては画面が真っ白になって書き込み・編集画面にアクセス出来ない場合がある。こういう場合は「wordpressについて」に行き、最下段にある「Classic Editorをインストール」をクリックすると、旧来の書き込み・編集画面で作業ができるようになる。

新エディター画面を使いたい場合は、表示に時間がかかってるだけのこともあるのでしばらく待つか、ブラウザを変えると使えるようになることがある。新エディターはスッキリしているが、トラブってなくても表示が遅い。予約投稿するためには、一度「公開する」をクリックすると「公開してのよいですか?」という窓が出るので、この中の「公開 今すぐ」を編集する。2段構えに変わったので、抵抗感がある。
また、使い方を間違ってるかもしれないが、投稿一覧を見ると、この段階では実際の予約投稿になっておらず、下書き状態だったので、再度編集画面に戻って予約しなければならなかった。いろいろうざい感じだ。

合奏

日本では、音楽の基本はクラシックで、何より大事なのは正確な音程。合奏は、正しい音程が出せるようになってから、と考えている人が多いような気がする。でも、クラシック音楽というのは、天才が作曲して天才たちが演奏する音楽で、アマチュアが楽しむにはあまりふさわしくない。楽器を演奏する人すべてがオーケストラのメンバーを目指すわけではなく、どちらかと言えばホームパーティや友人同士の飲み会を盛り上げられれば上出来という人のほうが多いだろう。
下手が下手なりに楽しむには、合奏がうってつけだ。ジャズやポピュラーのミュージシャンには、基礎も何もないのに成り行きでバンドのメンバーにされてしまったのがきっかけという人も多い。ジプシーの家族なら、日々の稼ぎのために、子供のうちから楽器を持って街角に立たされたかもしれない。ポピュラー音楽は、一人で基礎からコツコツというより、立ってるだけでも良いから合奏というほうが良いような気がする。
一緒にやってくれる仲間を見つけるのは難しいが、一人で弾いてると失敗が目立つが、仲間との合奏ならテンポさえあってれば、多少の音程の違いはごまかされる。手が止まってしまっても曲はちゃんと先に進んでくれるので、お互いに笑って済ませられるし、渾身のソロがうまく言ったときなど「やったね」という感じで笑いあえる。
小学校の音楽で、1時間だけでもブルースの基本を教えておいてくれればと思う。その日のうちにそれなりの合奏ができるようになるし、ほとんどの人が、その後の人生でクラシックよりずっとたくさん聞くことになる、ポピュラー・ミュージックをより楽しく聞くことができるようになるのにと思う。

移調ソフトがあった!

当サイトで、目立たないながら着実に来訪者が途切れない記事が、「転調ソフトがあった!」である。実はこの記事で書いたのは、曲の調を変える「移調」の意味で、転調とは曲の途中で調を変えることだ。間違いに気づいたが、同じように勘違いして検索する人のためにそのままにしておいた。どのみち記事中で紹介したDARU/PITCH-SHIFTERは移調もできる。

ただし、記事中でyoutube動画の音声を移調するまでの手順で、動画をmp3音源に変換するという、大事なポイントをわざと書かなかった。そういう変換をしてくれるサイトがあるのだが、なんとなくグレーな感じがしたためだ。同様のサイトはほかにもあるので検索すればもっと良いサイトやアプリが見つかるかもしれない。が、くれぐれも義使用は自己責任で。また、すべてのyoutube動画で使用可能というわけではなく、新しい動画はそれなりに対抗策が講じられているようだ。いずれにせよ、音楽愛好家には、ネット時代ならではの恩恵だと思う。