タイトル画像の話 / 公園遊具

今回のテーマは公園の遊具。

以前、海外からトレーラハウスのオーダーメイドを受けていた人を、CG制作でサポートしていた。向こうの人は派手好きで、シンプルでシックなデザインは評判が悪い。そこでトレーラーに公園遊具を乗せたイベント用の移動遊園地を提案した。が、私は何しろ子供の時「ご活発」だったので、遊具を造形しながら、ここはよじ登ってしまうとかここに潜り込んで挟まるとか、ご活発な子がやらかしそうな行動がすぐ頭に浮かぶ。自分で作りながらこの形のまま通りませんようにと願っていたものだ。
ちなみに宙返りチューブ滑り台は本作の目玉アイデアで、もちろん中で宙返りするわけではなく、普通にまっすぐのパイプに半ドーナツ部をとりつけたもの。外から見ると、宙返りした子が滑り出て来たように見えて、親も子もびっくりというしかけだ。

フレーバーテキストは良い子にむけた注意書き看板。英語はChatGPTにサポートしてもらった。なかなかブラックで気に入っているが、これが現実に必要という国もあるだろう。

ようこそ、ちいさな友だち

ここでは「ハッピーになる薬」は使いません。
あれは幸せを作るのではなく、前借りするだけだから。

ここに銃は持ち込みません。
問題を解決するのではなく、物語を終わらせるから。

この公園は成長するための場所。
早く消えてしまうための場所ではありません

タイトル画像の話 / Greenland

今回は透過技術を使った以外に、とりたてて技術的工夫はない。

フレーバーテキストは、往年の名曲、ブラザース・フォーの「グリーンフィールズ」の替え歌。「green fields」を「Greenland」に置き換えて、ChatGPTに、直接的な批判ではない、失われていくものへの静かな哀歌として作ってもらった。「領土や資源ではなく、文化・静けさ・尊厳が失われた」という含みを持たせて作詞したとのことである。政治的な立場を越えて、奇異に感じたことを素直に表現したいという意図が、ちゃんとわかってる。無理難題のつもりの替え歌依頼だったが、あっさりポイントゲットされた感じだ。(対訳は以下の通り)

かつて グリーンランドがあった
太陽にそっと口づけられていた土地
かつて 取引が終わる前には
そこに人々の声があった

かつて 青い空が
静かに、どこまでも広がっていた
かつて それらは
金では買えない夢だった

私たちは そこに生きていた人々
グリーンランドに暮らしていた者たちだった

タイトル画像の話 / もうすぐクリスマス

商店などで、いつからクリスマスのセールや装飾にするかはなかなか悩ましいところだろう。以前は年々早まってきた挙げ句、11月からという例もあったが、最近はブラックフライデーが挟まったので順当な感じになってきた。当サイトもそろそろということで。

フレーバーテキストは、暖炉のそばのクッキーをテーマにしたクリスマスソングの歌詞という注文をつけて、ChatGPTに作ってもらった。サンタクロースは暖炉から入ってきてプレゼントを置いていくので、子どもたちはお礼にクッキーを置いておくという、多分アメリカの可愛らしい風習を歌ったもの。コードまでついてきたが、メロディがあるわけではない。なんだかなじみのあるコード進行だし、いっそ作ってみようかなあ。

小さな手が、靴下を高くかける。
空の下では、雪の結晶が踊ってる。
ロウソクの灯に、ささやきが漂う――
今夜、サンタがやってくる!

暖炉のそばにクッキー、椅子にはミルク、
小さな心は、サンタが見つけてくれると願ってる。
夢はリボンで包まれて、やさしく、ほんとうに甘く、
クリスマスイブが輝くのは、君たちのおかげ

年寄の汚れた心も洗われるような、シンプルでほほえましい歌詞である。AIには実は「中の人」がいるのでなければ、ここだけクリスマスの魔法がかかったのかもしれない。