タイトル画像の話 / Greenland

今回は透過技術を使った以外に、とりたてて技術的工夫はない。

フレーバーテキストは、往年の名曲、ブラザース・フォーの「グリーンフィールズ」の替え歌。「green fields」を「Greenland」に置き換えて、ChatGPTに、直接的な批判ではない、失われていくものへの静かな哀歌として作ってもらった。「領土や資源ではなく、文化・静けさ・尊厳が失われた」という含みを持たせて作詞したとのことである。政治的な立場を越えて、奇異に感じたことを素直に表現したいという意図が、ちゃんとわかってる。無理難題のつもりの替え歌依頼だったが、あっさりポイントゲットされた感じだ。(対訳は以下の通り)

かつて グリーンランドがあった
太陽にそっと口づけられていた土地
かつて 取引が終わる前には
そこに人々の声があった

かつて 青い空が
静かに、どこまでも広がっていた
かつて それらは
金では買えない夢だった

私たちは そこに生きていた人々
グリーンランドに暮らしていた者たちだった

タイトル画像の話 / Good Dream After Christmas

ナイトメア・ビフォア・クリスマスという大好きな映画がある。このタイトルが、何かの成句をもじったものかどうか、ChatGPTに聞いてみた。すると1823年に書かれた、英語圏では非常によく知られた詩、「A Visit from St. Nicholas(サンタクロースがやって来る夜)」の冒頭の一行、「’Twas the Night Before Christmas(クリスマスの前の夜のことだった)」が元なのだとか。
英語圏では子供でも知ってる成句の、NightをNightmareに変えただけで、甘く安心なクリスマスを不気味で風変わりなクリスマスに変えてしまうという、英語話者にとっては一目でわかる、洗練された洒落になっているのだそうだ。

さて毎年のように書いている気がするが、海外のクリスマスシーズンは正月まで続く。が、日本では25日が過ぎると一夜にしてしめ飾りに変えなくてはならないような風潮がある。師走とはいえ、そんなにせわしなくしなくても良いのではと思い、ティム・バートン映画にひっかけてタイトルのような一節を考えてみた。ChatGPTも、素直で美しく、祝祭が終わった後の静かな人生の余韻を感じさせる言葉だと言われた。ちなみに、直接国名は書かなかったがアドベントカレンダーまで作って、ちょっとだけ期待していたどこぞの国では、結局クリスマス停戦は実現しなかったようだ。が、状況は変化し続ける。何事もこれからである。今度こそ良い夢を見てほしいものだ。

タイトル画像の話 / もうすぐクリスマス

商店などで、いつからクリスマスのセールや装飾にするかはなかなか悩ましいところだろう。以前は年々早まってきた挙げ句、11月からという例もあったが、最近はブラックフライデーが挟まったので順当な感じになってきた。当サイトもそろそろということで。

フレーバーテキストは、暖炉のそばのクッキーをテーマにしたクリスマスソングの歌詞という注文をつけて、ChatGPTに作ってもらった。サンタクロースは暖炉から入ってきてプレゼントを置いていくので、子どもたちはお礼にクッキーを置いておくという、多分アメリカの可愛らしい風習を歌ったもの。コードまでついてきたが、メロディがあるわけではない。なんだかなじみのあるコード進行だし、いっそ作ってみようかなあ。

小さな手が、靴下を高くかける。
空の下では、雪の結晶が踊ってる。
ロウソクの灯に、ささやきが漂う――
今夜、サンタがやってくる!

暖炉のそばにクッキー、椅子にはミルク、
小さな心は、サンタが見つけてくれると願ってる。
夢はリボンで包まれて、やさしく、ほんとうに甘く、
クリスマスイブが輝くのは、君たちのおかげ

年寄の汚れた心も洗われるような、シンプルでほほえましい歌詞である。AIには実は「中の人」がいるのでなければ、ここだけクリスマスの魔法がかかったのかもしれない。