タイトル画像の話 選手交代

前回のタイトル画像は技術的に面白かったのでアップしたが、やはり看板を張れるほどじゃないのでお役御免にした。

新しい技術を覚えると使ってみたくなるものだが、自己満足はほどほどにすべきだろう。果たして公開に値するものかどうは難しいところだが、私はよく「So What?」ということを考える。マイルス・デイビスの口癖だったとかで、「それがどうした?」というニュアンスの、あまり友好的ではない言葉だが、自己満足に浸ってる頭を冷やすのには良い言葉だ。

人生、So What? あ、なんかカッコいいかも。

タイトル画像の話 / テクスチャ

CGで作った物体の表面の素材感を出すために貼り付ける画像をテクスチャという。真っ白い壁として造形したものに、レンガや生い茂ったツタ、板壁などの画像を貼れば、そういう材質の壁に見えてしまう。テクスチャは現物の表面画像そのものだけでなく、どんな画像をはることもできる。

今回はつぼの造形に、壁画や土壁などを貼り付けてみたが、あまり違和感がない。赤っぽいのは火星の表面写真だ。画像としてそれほど面白味はないが、作っていて楽しかったのでアップした。すぐ飽きて取り替えてしまいそうだが。

タイトル画像の話 / 無題

特に新しいスキルは使わなかったが、コツコツと手間だけはかけた作品。クラフト紙の質感を生かしたいので他の材質は使わなかった。アルファベットは数が多かったが、文字を作るより配置のほうが面倒で、なかなか気に入った並べ方にならなかった。が、そういう試行錯誤も楽しみのうちである。実際に作ったほうが楽しいかもしれないが、完成しても置く場所もない。日本人は手先が器用なので、潜在的にクラフト指向のある人は多いだろうが制作環境を持てない人も多いだろう。3DCGはむしろそういう人がいじるといいかもしれない。