タイトル画像の話 / ダンボール

本来白一色のCG造形物は、表面に貼り付ける素材画像で印象がまるで変わってしまう。レンガやコンクリートブロックは出来上がりがリアルだが、リアルすぎて使い道が限られる。コンクリート壁などはちょっと遠くから見ると平坦な灰色一色に見えてしまう。その点ダンボールは表面は平坦でクセがないが、側面や断面が特徴的なので、ダンボールクラフトにしたときに見栄えがいい。

例によってChatGPTにフレーバーテキストを作ってもらった。テーマはダンボール(cardboard)で、初期のビートルズ曲を思わせるエネルギッシュな曲の歌詞という注文をつけた。英語圏の人が見てどう思うかわからないが、ちゃんと韻を踏んでいるし、まあまあではないかと思う。

私がビートルズを意識して聞いたのは、屋上ライブや「LET IT BE」のころなので、すでにポピュラー音楽の大御所という印象だった。歌詞を知ってるものも多いが、熱狂世代ではないのでバンドとしてどうすごいのかはあまり知らなかった。なのでChatGPTに聞いてみると、それまで作曲家・作詞家、歌手が分かれていたいた時代に、すべてを自分たちの手で自由に行い、さらにスターダムにのし上がって若者たちのヒーローになったところだという。その頃の若者はおそらく今以上に半人前扱いを受けていて、自己主張の機会がなかったのだろう。またステージやクラブ出演時でも、楽器はもちろんアンプ類まで持ち込むなど音作りにもこだわり、それが自前のスタジオとレコードレーベルに繋がった。私は昔からプロアマ問わずロック畑の人間はなぜあんなに音響機器にこだわるのか謎だったが、それもビートルズが始まりだったようだ。

タイトル画像の話 / Happy Halloween

10月31日はハロウィン。ヨーロッパの古い宗教にルーツを持ち、キリスト教とは関係がないので、ヨーロッパや南米のカトリック国では行われず、主に北米で盛んな行事だ。と思っていたのだが。ChatGPTの話では微妙に違うらしい。

技術的な話はこれといってない。フレーバーテキストは例によってChatGPT製。ハロウィンをテーマにマザーグース風にしてもらった、ちなみにマザーグースの時代のイギリスには、ハロウィンはない。

ハロウィンはもともとキリスト教以前の、ケルト族の「サウィン」という、この世に帰ってくる死者を迎える祭りだった。アイルランドやスコットランドで根強く残っていたが、キリスト教がこの行事を取り込み、「諸聖人の日(All Hallows’ Day)」とその前夜「All Hallows’ Eve(Halloween)」を制定した。もとはカトリック化された民間信仰だったでのある。

その後イギリスで宗教改革が起こり、プロテスタントによってハロウィンなどのカトリック行事が排斥されたが、アイルランド人の移住とともに、アメリカに伝わった。そこでプロテスタントの宗教観に抵触しない陽気で健全な地域イベントとして広まっていった。

南米のカトリック国では、同時期に日本のお盆のような意味合いでもっと賑やかな「死者の日」が残っていたので、ハロウィンは広まらなかった。イタリアも同様だったが、20年くらい前からアメリカ式の仮装イベントも行われるようになったという。日本とそう変わらないタイミングだ。
これについてバチカンがどう思っているか聞いたところ(※)、「無害な仮装行事として楽しむなら問題ないが、悪魔崇拝や死の軽視につながる形は望ましくない」という立場をしばしば表明するなど、あまり好意的ではないようだ。が、基本的には「無害な仮装行事として楽しむなら問題ない」と容認してきることから、イベントとして徐々に盛んになってきているらしい。

(※)バチカンに聞いたわけではない。

キャラクターを作ってみた / パンタローネ

これまでいくつかCGでキャラクターを作った。あまり得手ではないので、シリーズ化は断念したつもりだったが、このところキャラクター新作とザビエルの謎の記事へのアクセスが増えてきた。となると欲が出るもので、新作に挑戦してみた。

テーマは、イタリアの仮面喜劇コメディア・デラルテの配役の一人、パンタローネである。金持ち、欲深、色欲旺盛な老商人で、若い恋人たちの邪魔をしたりする憎まれ役。お達者とも言う。私は藤田和日郎のマンガ、からくりサーカスで知った。姿はわかってるつもりで下調べなしに作ったら、本物は全然太っていなかった。せっかくなのでそのまま公開したが、当たらずとも遠からずと思うがどうだろう。
CGキャラクターはVTUBERのアバターとして世に満ち溢れている。そのほとんどがカートゥーンレンダリング(3次元CGだが、仕上がりが平面のアニメ調に見える表現)のものが多いが、見かけ以上に高度な技術と創造性が必要なので、とても真似はできない。また、トイ・ストーリーのように立体感のある造形も、ハイスペックなコンピュータ環境が必要なので、これも難しい。なのでその昔の「ひょっこりひょうたん島」のような、人形風キャラクターにしている。
ちなみにコメディア・デラルテの仮面と、有名なベニスのカーニバルの仮面とは共通点がありそうだが、それほど直接的な関係ではないらしい。