タイトル画像の話 / カフェ

カフェのサインがテーマ。単純なものなので、文字の内部のプリント柄をひとつずつ自作してみた。AI時代だからこそあえて手のかかったことを、というのは最近の方針である。

そう言っておきながらフレーバーテキストはChatGPT製。「老舗カフェやデリカテッセンのスローガン風で、立派なことを宣言しているようでありながら、実は不手際がバレてしまっているもの」という、少々ややこしい注文をしたつもりだったが、すんなり作ってしまった。

遅さ、騒々しさ、そして愛すべき注文忘れが、当店の一貫した伝統です

AIもなかなか言うじゃないか。

タイトル画像の話 / ダンボールとブルース

前のタイトル画像で、ダンボールの素材感がなかなかよくできていたので第二弾。ただし、小さな部品ばかりになって、素材感が上手く出せなかったかもしれない。

英文はChatGPT製。ギター1本で歌う、スローなブルースの歌詞で、タイトルは「Cardboard City Blues」。下記のような内容で注文してみた。

ダンボールの町ではみんな笑顔

雨が降るまでは

ダンボールの町ではみんな幸せ

雨が降るまでは

雨も悪くない、自分が誰だか教えてくれる

ダンボールの町ではみんな幸せ

Eキーの12小節のブルースを想定したとのこと。そう言われると曲も作ってみたくなる。

また、自作のタイトルが不自然じゃないか尋ねたら、英語話者にとっても “Cardboard City Blues” は語感が美しい。“Cardboard” の 重いC音 と”City” の 軽いs音、“Blues” の 深い母音 が続いて、ゆったりしたスロー・ブルースのリズムにぴったり乗る、とのことだ。なかなかわかってるじゃないか、兄弟。


キャラクターを作ってみた / キョンシー

CGで舞い散る紙片を作る方法を思いついたので、キョンシーを作って呪符を撒き散らしてみた。物体を不規則に配置するのは案外やっかいで、1枚ずつ手作業でやると時間がかかるだけでなく、作為的に見える部分ができてしまう。今回は透明な球体の表面に呪符を貼り付けたものを二重に配置した。

キョンシーの格好は、清朝の役人の服装だが、あまり高級役人ではない。高官が来ていたものは豪華な織りや刺繍が施されていた。
江戸時代、松前藩は密かに中国から官服の払い下げ品を仕入れ、蝦夷地特産の「蝦夷錦」と称して出荷していた。陣羽織や煙草入れなどに作り変えられ、武士や裕福な町人の間で人気を呼んだという。
蝦夷地は広大なうえ米が取れないので、まともに石高を計算されるととんでもないことになる。そこで松前藩は蝦夷地を小さく見せるために、石狩川あたりまでしかない、さつまいものような形の蝦夷地図も作ったらしい。松前藩が日本史にあまり登場しないのは、中央から遠いのを利用していろいろ上手く立ち回っていたからかもしれない。見習うべきである。

経文風のコメントの読み方は

鬼魅は死するなく、生滅もなし。
病まず苦まず、つねに幽冥に住す。
自在に出入りし、往来に礙(さわ)りなく、
形を離れ、相を離れ、塵労を超越す。

「おばけは死なない、病気もなんにもない」という、往年の名歌の一節をChatGPTで偽経風につくってもらった。なかなか堂に入っている。バチが当たるかもしれないが。