クリスマス・ウォーズ

2020年、アメリカ映画。メル・ギブソンが経営難に苦しむサンタクロースを演じる、ブラックなコメディ作品。年々良い子が少なくなってプレゼントの配達数が減り、実績の歩合で契約した合衆国政府からの支払いでは経営が苦しくなったサンタは、いやいやながらプレゼントの製造工場で、米軍の戦闘機の部品づくりを請け負う。兵隊が駐在するようになった工場に、サンタ暗殺を狙う殺し屋(ウォルトン・ゴギンズ)が潜入してくる。
厳重な警備の秘密基地に単独潜入し、警備員を次々と倒しながらターゲットに接近をはかる。ハードなアクションものによくあるシーンだが、本作でそれをするのは殺し屋のほう。けっこう長いハラハラシーンが続くので、つい応援しそうになる。最後はラスボス(?)、サンタとの壮絶ガン・アクション。メル・ギブソンが、満身創痍で真骨頂発揮である。

クリスマスと戦争をくっつけたタイトルはアメリカ的にはまずいんじゃないかと思ったら、原題は「FATMAN(太った人)」。クリスマスになると何故か良い子にプレゼントを配る太った人。見返してないからはっきりしないが、サンタとは一言も言ってないような気がする。黒人の妻との”事後”シーンがあるなど、いろいろとスリリングなシーンもあって楽しい。

レッドワン(2024年米映画)

主演はスコーピオン・キングのドウェイン・ジョンソン。キャプテン・アメリカのクリス・エバンス演じる、少々性根の腐った小悪党ハッカーと凸凹コンビで、さらわれたサンタクロースを救出する物語。クリスマスにふさわしい、賑やかでハートウォーミングなファンタジック・アクション・コメディだ。

サンタクロースを演じるのは「セッション」のJ.K.シモンズ。陽気で包容力に富んだというステレオタイプではない、パワーと叡智を兼ね備えた現代のビジネスリーダーのようなサンタを演じる。セリフが良く練られていて、現場のトップを長く続けてきた人間ならではの、含蓄に富んだやり取りが印象的だ。サンタの拠点では、魔法とテクノロジーが融合した一大システムが、一晩のうちに世界中の子供にプレゼントを配るという、「困難な物流の課題」を解決している。大人が観てもニヤっとするようなくすぐりが随所に仕込まれていて楽しい。

悪い子を罰したり連れ去ると言われる、クランプスやグリラなど、クリスマスに関わる古いヨーロッパの伝説たちも登場。息もつかせぬアクションを通じて、主人公たちは失われつつあった仕事への情熱や、親子の絆までをもとりもどす。きれいにまとまったハッピーエンドが心地よい、ハリウッドならではの快作だ。

MOVIE BOOBY / 映画カテゴリーを立ててみた

映画の感想を書いたブログはたくさんあるので、このジャンルでは、気が向いたら書く程度にしてきたが、数えてみるとけっこうな本数になっていたので、「映画」カテゴリーを立てることにし、リンク用のバナーも作った。カテゴリー名は「映画」なのに、バナー表示は「MOVIE BOOBY」である。BOOBYの語源は

  • アオアシカツオドリ。カモメに似ていて、水かきが青い
  • 「まぬけ」の意。軍事用語で、ブービートラップ(間抜け落とし)はワイヤーなどを使って簡単に作った罠
  • ゴルフなどの競技で、最下位から二番目のこと

などだが、今回のは単なる語呂合わせである。

ちなみに、ブログ記事のカテゴリー立てはアクセス向上に効果的だ。記事の公開の際、「未分類」のままにしたり、サブタイトルでもつけるような安直さでつけてしまうことも多いが、同一カテゴリーの他の記事を読んでもらいやすくなる。また、検索キーワードとしても、カテゴリー名になっていたほうが強いようなのだ。なので、せっかく多くの記事を書いてカテゴリー名を「未分類」のままにしておくのはもったいない話だ。旧記事に手をいれるのはおっくうだが、WORDPRESSならクイック編集で片っ端から変更できる。また、旧記事に手を入れるだけでも更新実績になるのではないかと思う。
カテゴリー名は具体的、即物的なほうがいいが、バナーでは言葉も変えて少し演出を施したわけだが、これが思惑通りになるかまぎらわしく思われるか楽しみだ。