G線上のアリア-2

バイオリンでもビオラでもなく,チェロの動画である.チェロの調律は,音程は低いがビオラと同じ配置.そのGの弦だけで演奏した,G線上のアリアである.前回,千回程度の再生だがちゃんとした演奏と,50万再生もされたお下劣版を同時に紹介し,世の中の不条理を訴えたが,これは堂々の100万再生越え.やはりまともなものは正しく評価されるのである.
どんな演奏家なのかもわからないし,多分あんまりよくないライブ録音なのだろうが,出だしの小さな音がだんだん大きくなっていくあたりで,聴衆の心はわしづかみである.

さて,バイオリンでも弓の端から端まで弾いたら折り返さなければならないが,私などはその際にどうしても音が途切れる.上手な人はどうなのか知らないが,歌の息継ぎのようになってしまうのだ.だからこの動画の冒頭を見ながら,ああ,弓が足りなくなる,もうすぐ端っこにきてしまう,とハラハラしていた.余計なお世話だろうが.
それにしても,白人のハゲ頭はどうしてあんなにマイスター感にあふれてるんだろう.

次回「タイトル画像の修正作業」(8/31公開予定)
乞うご期待!

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