明けましておめでとうございます

本年もよろしくお付き合い願います。

今年は丑年。牛といえば北海道ではホルスタインが馴染み深いが、あの独特の白黒模様の下の地肌も白黒だそうだ。そして、哺乳類で地肌まで模様があるのは牛だけらしい。例えばシマウマの地肌は黒、虎やヒョウはうす茶色、配色の似ているパンダも肌色一色だという。
ホルスタインは皮膚の色も毛と同じ配色で、厳密に言うと黒い地肌のところどころが白くなった皮膚だ。ちなみに動物園で治療などのために虎の毛を剃ると、うっすらとした縞模様が残って見えるが、これは人間でもヒゲを剃ると皮膚の下に残った短い毛が透けて青く見えるのと同じ理屈で、地の色はあくまで一色らしい。ムラっけがあっても裏表はないというのは、なかなか好感が持てる。

ホルスタインは好奇心の強い動物だ。道東では国道のそばまで牧場の柵があるような場所が多いが、牛を眺めているとゆっくり近づいてきて、そのうち柵の向こうが牛だらけになってしまう。人間に利用される一方でも、泰然としてくさらず、好奇心を持って生きるなど、我が身のまだ遠く及ばぬところである。

来年もよろしくおねがいします

今年はコロナの年だった。何を書こうとしてもコロナの話になりそうだった。予約投稿なので「今年の漢字」や「10大ニュース」が何になったのか知らないでいるのだが、全部コロナがらみだったとしても不思議はないくらいだ。思えばCOVID19というくらいだから、感染もこれで2年越し。来年は間違いなく足掛け3年になるわけだが、新年の挨拶くらいは、コロナ抜きでいくつもりだ。そしてできる限り早く過去の話題になってほしい。通り過ぎてさえしまえば、世界中の人間が「あのときは大変だったと」と、共通して話せる史上初の話題になるのだから。

クリスマスツリー立てを磨く動画

自粛、自粛で過ごした2020年のクリスマスを飾るにふさわしい、超地味動画をどうぞ。
このごろYoutubeで、サビ落としの動画をお勧めされるようになった。古い道具類のサビを落として磨き上げるだけなのだが、日本にはない、しかも今は使われていない道具だったりするので、ちょっとした異国情緒とタイムトラベル気分が味わえる。

これは「クリスマスツリー立て」だそうで、かなりしっかりした構造で、デザインも風格がある。森に生えている樅の木を根本で切り倒して、そのまま室内で立てようとするので必要になる道具なのだが、日本人としてはいろいろ無理があるように思える。毎年切り倒して、使い終わったツリーはどうしているのだろうか。


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ともあれ、サビの塊だった物が分解され、磨いて塗装され、組み立て直される過程を見ていると、謎の道具の構造がだんだんわかってくる。プラスチック全盛の現代の道具と違い、磨けば何度でも生まれ変わるのは、鉄製ならではのものだ。当時でも安い買い物ではなかったはずで、いかにクリスマスを大事にしていたかが伝わってくる。
なんとも華のない動画だが、私は気に入っている。自宅待機中に、サビ落としでもしていたらけっこう満足だったかもしれない。