李子柒 / 菜種油

今回の李子柒は菜種油。

ナタネについては菜の花のところまでしか知らなかったので、小さな種を集めて絞るのは効率が悪そうだと思っていたのだが、収穫時には随分と高く育ってたくさんさやをつけていた。収穫もしやすそうで、主要な油になるには訳があるものだと思った。
油だけに使い道が多く、今回のメニューは盛り沢山だ。いつも思うが絶対に二人では食べきれないだろう。次から次へと、点心の指導動画なみに素材も調理法が登場する。串揚げの仕込みだろうと思っていたものは、茹でて、辛味油に浸して出した。おばあさんの分は水で濯いで辛味を落として渡したのが微笑ましい。辛味の本場で何十年も生きてきても、齢をとったらセーブするんだと知った。

After Hours

Avery Parrish(1917, 1959)によるブルース曲。

サムネールでお気づきだろうが、演奏はクリント・イーストウッドだ。After Hoursは前半だけだが、堂に入った演奏っぷりである。現在90歳のはずだから、動画のときもすでに80代だろう。
クリント・イーストウッドといえば、マカロニ・ウェスタンやダーティ・ハリーでスターダムにのし上がったが、ジャズと縁も深い。監督第一作の「恐怖のメロディ(原題「ミスティを私に)」は、エロール・ガーナーの名演奏をモチーフにしたサスペンス映画で、その後もいくつもの映画のシーンにジャズを取り入れている。「バード」はチャーリー・パーカーを描いた作品だ。
なお、流石に肖像権がうるさいのか、紹介しようとしていた別の動画は視聴不能になってしまった。これも危ないので、消えていたら検索し直してほしい。

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ポストコロナ型ベンダー

自粛期間中、スーパーでは入り口のアルコール設置から始まり、商品のパック化、レジでの釣り銭の手渡し廃止と透明ビニール遮蔽幕、チラシ廃止と、新しい工夫が導入された。インストアベーカリーでは、むき出しだったパンが個別にビニール梱包され、トングが廃止されて使い捨てのビニール手袋が設置された。商品ケースは透明の引き戸がついていたが、それも人間が触らないよう、引き戸を取り外してしまった。こんなふうに対応が変化し続けたのは、徐々に明らかになるウィルスの性質に合わせて、対策を考え続けていたからだろう。おそらく店内だけでなく、バックヤードやさらにトラック、物流センター、メーカーや生産者で、感染防止のためにはかりしれないほどの工夫がなされたと思う。

さて、人と人との接触を断った販売という点では、自販機の真骨頂である。AED設置型もあるくらいだから、非常時にはいつもの商品に加え、マスクなどを販売できるといいと思う。大した数ではなくても、ドラッグストアに行列ができるのを少しは緩和できるかもしれない。商品の殺菌は補充作業段階で注意するとして、できれば釣り銭も紫外線ランプか何かで殺菌したい...。と、こんなことはメーカーがもう考えているかもしれないが。

環境の激変が生物の進化の原動力になったそうだが、コロナウィルスに対して、社会は実に柔軟に姿を変えつつある。第二次世界大戦では、初期の戦闘機は複葉機だったのが、終盤にはジェット機が登場した。戦争もパンデミックも二度とごめんなので、なんとか平和でありながら進化することはできないものかと思う。