バンカーバスター? チャイナバスターでは?

21日、米軍がイランの核施設を爆撃した。横田基地から飛び立ったB2爆撃機が、地中深くまで貫通するバンカーバスターを投下したという。横田基地が発信地ということに驚いてすぐ大圏航路(※)を確認すると、直行した場合北京の上を通ったことになる。もちろん通ったとは言ってないし、グアムあたりを経由したのなら話は違ってくるが。そのへんは詳しくは言ってない。

中国がこれに抗議すれば、むざむざ上空の通過を許したことを認めたことになる。上空通過ではなく、爆撃そのものに対する抗議でも、ああやっぱりと思われてしまうかもしれない。とりあえずスルーしてそのことに注目させないようにするのが最適だろうが、アメリカはそれを許してくれない。さっそく今最も懸念されている、イランによるホルムズ海峡封鎖への対応を、中国に「相談」したらしい。

イランの核装備を阻止し、中国を牽制し、ホルムズ海峡の封鎖を防ぐ。エネルギーを中東に依存し台湾問題を抱える日本にとっては良いことづくめとあって、NATO会議への出席をとりやめ、状況を静観することにしたらしい。唯一の被爆国として、核関連の戦争行為にはことごとく反対するとアピールし、国際世論を牽引することもできたはずだが。

※大圏航路の確認はこちらで。

AI / 人にできないことと、人でなければできないこと

AIは、今一番興味深い話題である。さしあたり自分に関係のあるテーマで、何ができて何ができないか、確かめようとしている。人間の代わりを期待されているという点は、かつてコンピュータが登場したときと似ているが、コンピュータが、超高速での演算など「人間にはできないこと」を実現してきたのに対し、AIは「優秀な人間が行うのが望ましいが、人材が足りない」問題の解決を、代わって行うことを期待されているような気がする。企業のお問い合わせ窓口などがそれだ。確かに正確に情報提供できるだけでなく、好感度を高めてくれるような人材を多数揃えるのはなかなか難しいだろう。

一方、現在人間のスタッフできちんとできていることをAI化しても、意味がないかもしれない。世の中には何故か優秀な人材が集まってきて、相乗効果でさらに成長する職場というのもあって、こういうところでAI任せにすると、わずかな経費削減と引き換えに重要な経営資源を失うかもしれない。かつてコンピュータが企業経営に入り込んできた時も同じようなことがあって、単純な経費削減を目的にした導入は、なぜかうまくいかなかった。今後、AI導入は増えても、真の成功例となると少ないような気がする。なので、本投稿のタイトルの「人」は「自分」と言い換えたほうがいいかも知れない。

水餃子

日本人が餃子をおかずにご飯をたべるというと、中国人は奇異に感じるらしいが、これは中国の家庭では水餃子が主だから。水餃子はあまりご飯に合わないし、多めに作って食べると米はなくても十分満足できる。ということは、米価高騰の折に、うってつけの「断シャリ」メニューと言えるのだが...。

水餃子はちょっと難しい。5段階難易度評価で言えば、焼き餃子は皮を手作りしてもせいぜい2どまりに対して、水餃子は4に近いと思う。指先をひねるようにして綴じ目をよほどしつこく閉じないと、茹で汁の中でひっくり返ってるうちにスープが流れ出たり、綴じ目の甘い部分から湯が入り込み、肉団子とワンタンが別々に乱舞する。閉じ口が開くのは、具材を詰めるときに縁に具の油や水分がついてしまうからで、包んだ時の見た目が完璧でも、綴じ目に一滴でも水や油がつくとそこから開く。実は焼き餃子も甘い綴じ目からスープが吹き出ているのだが、鍋に置かれたまま蒸し焼きになるので気づかないだけだ。

水餃子は皮を手作りするのが定石で、既製の皮を水餃子にしたことはない。むずかしいかもしれない。紹介した動画も最善のレシピというほどではないかも知れないが、包み方が参考になる。無理にひだをとらず、綴じ目に力が入るのでしっかり塞がる。現地で一般的な包み方だ。具材は五素とあるので精進料理ということだが、別に肉でなくてもおいしい。

CGで水餃子を作ろうとしたが、チリレンゲを作ったところで挫折。決まった形のない物体は難しい。そのチリレンゲもちょっと形がおかしいが、せっかくなので控えめにご披露。