国史教科書

明治天皇の玄孫で作家の竹田恒泰氏が代表を務める「令和書籍」の歴史教科書、「国史教科書」を読んだ。代表者の出自や、何度か検定に通らなかった事で話題になり、一部からは教育の右傾化を懸念する声もあった教科書であるが、通読した感想は「普通」。他の教科書と比べていないので独断だが。

古事記、日本書紀などに関する記述は多い。どの国でも、国の始まりを記述した神話がある。内容は非科学的で偏ったものかもしれないが、それが神話の良いところだ。また、戦前戦中の日本や、戦後の近隣諸国との関係についてもしっかり書かれている。そこが気に入らないという人もいるとは思うが、政府の公式見解を繰り返しているだけなので、あまり思想性は感じない。むしろ、右派から物足りないと言われるのではないかと思うほどだ。

もちろん欠点はあって、よくも悪くも教科書だというところ。事実が淡々と書かれているだけなので、決して面白くはない。特に歴史はそのまま物語になるエピソードの積み重ねだが、面白い部分をわざわざスルーされているような読後感がある。そして分厚く内容は多い。本当に今の中学生はこの内容を覚えて受験しなくてはいけないのかと思うと、気の毒なくらいだ。

タイトル画像のはなし / 押しピン

CG空間では、比較対象物がなければ物体のサイズはあいまいで、ミニチュアなのか実体サイズなのか、区別できなくなる。現実世界では物体との間に空気があって、塵の乱反射などで遠いものと眼の前のものは区別できるが、CG空間は完全クリーンである。そこで、オリジナルな物体は、誰でもサイズがわかっているものを周囲に配置すると、サイズがわかりやすくなる。
この画像では、押しピンからぶら下げただけで小さいアクセサリに見える。また、押しピンの並びをやや不規則にし、やや見下す角度の目線にし、背後をベニアっぽくしたことで、フリマなどの個人の手作りアクセサリ販売風景らしく見えてくる。

吊った位置のせいでYの字が傾いているところが、今回の見せ所。端っこで吊るしたせいで重さで傾いているように見せてみた。重力の影響を計算してくれる「物理演算」という機能もあるが、そこまでしなくてもちょっと回転させてやるだけで、「あるある」な演出になる。その点で言えば、Lの字の傾きは逆に振れてなければいけない。この絵だと壁に貼り付いているように見えるかもしれない。

米が高いなら、カボチャを...

新米が出荷されたが、値段が高い。高級銘柄を食べていた家なら、ちょっとランク下げればいいが、沢山食べる若い層にはなかなかきついようだ。

ところで北海道だからかもしれないが、この時期カボチャが安く出回る。そこで、カボチャを主食にしていた民族や国はなかったのかAIに聞いてみた。すると、あまりなかったらしい。その理由は
・栄養はあるが、カロリーが低くエネルギー密度が低い。
・とれる時期が限られ、保存性が悪い。
・甘みが強くて、調理の多様性に欠ける
など。米、麦類はもちろん、ジャガイモ、サツマイモ、タロイモなどの芋類、トウモロコシ、キャッサバ(タピオカ)、ソバなど、主食の座にあった作物には及ばないようだ。

そういえば我々の親世代には、戦中戦後に米の代わりにカボチャばかり食べていたのが辛かった、大嫌いになった、二度と食べたくない、という人が多かった。カボチャならマシな方ではないかと思って聞いていたが、長く食べ続けると、なにか決定的なものが不足するのかもしれない。

英語で、オレンジ色のほうはパンプキンで、緑色のはスカッシュ。パンプキンは家畜用だとか。